仮想PC環境を作成するエミュレータVMware。
仮想技術好きにはたまらないソフトです。
私は Ver.3 の頃から使っていましたが、最近はバージョンアップしていませんでした。
で、久々にフリーソフトとして配布されているVMware Plaerを入手してゲスト OS をインストールしたので忘れないように自分用にメモ。
プログラムの取得
VMware社のホームページからVMware Plaerを入手してホストOS上にインストールする。
ホストOSとしては、Windows または Linux が使用できる。
今回は Windows XP Professional Edition をホストOSとして使用した。
ウィザード形式のインストーラが付属するため、インストールは容易。
VMX および VMDK ファイルの準備
VMware Player 上で仮想マシンを実行するには仮想マシンの構成を設定するvmxファイルと、仮想マシンで使用するHDDイメージファイルvmdkが必要になる。
まずは、HDDイメージの作成方法。
Windows で作成するにはQEMU on Windowsを使用する。
QEMU on Windows Ver.0.8.2をダウンロード。
適当なフォルダに解凍し、以下のコマンドを実行。
qemu-img.exe create -f vmdk hogehoge.vmdk 10G
作成するファイル名の後ろにHDDの容量を記述する。
これで、空のHDDイメージが作成できる。
次にvmxファイルの作成。
テキストファイルなので、メモ帳なり適当なテキストエディタで作成。
とりあえず雛形を掲載するので、これを修正して使用。
config.version = "8" virtualHW.version = "3" displayName = "HOGEHOGE" # ----- Select Guest OS ----- guestOS = "win98" # Windows98 # guestOS = "winnetstandard" # Windows Server 2003 standard Edition # guestOS = "winxppro" # Windows XP Professional # guestOS = "win2000pro" # Windows 2000 Professional # guestOS = "redhat" # Red Hat Linux (generic) # guestOS = "suse" # SuSE Linux (generic) # guestOS = "netware5" # Netware5 # guestOS = "netware6" # Netware6 # guestOS = "solaris9" # Solaris9 # guestOS = "solaris10" # Solaris10 # guestOS = "freebsd" # FreeBSD (generic) # guestOS = "otherlinux" # Other Linux # guestOS = "other24xlinux" # Other Linux 2.4.x kernel # guestOS = "other26xlinux" # Other Linux 2.6.x kernel # guestOS = "other" # Others # ----- Memory size for guest OS ----- memsize = "128" # ----- Virtual HDD image ----- ide0:0.present = "TRUE" ide0:0.fileName = "hogehoge.vmdk" ide0:0.redo = "" ide0:1.present = "FALSE" # ----- CD-ROM Drive ----- ide1:0.present = "TRUE" ide1:0.autodetect = "TRUE" ide1:0.fileName = "auto detect" ide1:0.deviceType = "atapi-cdrom" # ide1:0.fileName = "iso_image.iso" # ide1:0.deviceType = "cdrom-image" ide1:1.present = "FALSE" # ----- FDD ----- floppy0.present = "FALSE" # floppy0.present = "TRUE" # floppy0.startConnected = "TRUE" # floppy0.fileName = "A:" # ----- SCSI ----- scsi0:0.present = "FALSE" # scsi0:0.redo = "" # ----- USB ----- usb.present = "TRUE" # ----- Sound ----- sound.present = "TRUE" sound.virtualDev = "es1371" sound.autoDetect = "true" sound.fileName = "-1" sound.deviceNr = "-1" sound.device = "/dev/dsp" # ----- Network ----- ethernet0.present = "TRUE" ethernet0.connectionType = "nat" # ethernet0.connectionType = "bridge" ethernet0.addressType = "generated" ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:2e:fa:84" ethernet0.generatedAddressOffset = "0" uuid.location = "56 4d e5 0a 13 c9 b2 5c-57 55 0d 1d 19 2e fa 84" uuid.bios = "56 4d e5 0a 13 c9 b2 5c-57 55 0d 1d 19 2e fa 84" uuid.action = "create" # ----- VMware Tools ----- tools.remindInstall = "FALSE" tools.syncTime = "TRUE"
memsizeはゲストOSが使用するメモリサイズ、MB単位で記述する。
ide0:0はプライマリIDEのマスターに接続するもの、ide0:1はスレーブ
ide1:0はセカンダリIDEのマスターに接続するもの、ide1:1はスレーブ
QEMU on Windowsで作成したHDDイメージのファイル名を「ide0:0.fileName」に書いておくとHDDとして認識する。
ide機器を接続したくないチャネルには「ide0:1.present = "FALSE"」 などとしておく。
cdを接続したいときは「ide?:?.deviceType」を"atapi-cdrom"または"cdrom-image"にする。
サウンドカードは ES1371 互換のカードとして認識される。
VMware Workstation では SB16 互換として認識させることもできたが、VMware Player ではできないようだ。
ゲストOSのインストール
インストール用のCDを入れるか、vmx ファイルを修正してiso-image を認識させてインストールする。
インストール終了後、VMware 社から提供されている VMware Tools を導入しないとVGA相当の画面表示しかできないなど制限がある。
VMware Tools にはサウンドカードのドライバは含まれないので、必要な場合は別途準備する。
VMware Tools は、VMware の体験版またはVMware Server(フリー)を入手すれば iso イメージが添付されているので、それを利用してインストールする。
なお、VMware社のディスカッションボードでVMware Player に VMware Tools をインストールすることは問題ないと言う結論が出ているので、この行為が問題になることはないだろう。
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