下呂温泉からJR、名鉄と乗り継いで名古屋は大須で第31回大須大道町人祭見物。
初めて行く祭りで、勝手も知らなかったのだが非常におもしろい。
あらかじめ、ネットで調べてスケジュールは分かっていたのだが、街中至る所で繰り広げられる大道芸を効率よく見て回ることなどできるわけもなく、見逃したものの気になる出し物もいくつか。
このお祭り、来年以降もぜひ行きたいなぁ。
今回見させてもらったのは、
- 大駱駝監 金粉ショウ(大光院、大須観音中央)
- 加納真実 加納の時間(文長通り、チェザリ前)
- 雪竹太郎 人間美術館(裏門前町 中)
- un-pa フィジカルシアター(浅間神社前)
- バーバラ村田 ロミオとジュリエット(万松寺)
- おいらん道中
大駱駝監 金粉ショウ (大光院会場)
大須について、いきなり観たのが大駱駝艦の金粉ショウ。
寺社の境内で繰り広げられる、金粉を塗った人たちの怪しげなダンス。
大須到着時間が11時を回っていたため後半しか見れませんでしたが、祭りの雰囲気に圧倒されるには充分でした。
加納真実 加納の時間(文長通り、チェザリ前)
怪しげな青ジャージのお姉さん加納真実さんのパントマイム。
たまたま通りがかった文長通り会場での芸が楽しすぎて、ついつい追っかけをしてしまうハメに。
文長通りでは、強風の中「長崎は今日も雨だった」を歌おうとする「演歌」と、チャゲアスの「ひとり咲き」に合わせて繰り広げられる「恋」。
これが、面白いのなんのって。
見逃してしまった前半のネタを見るために次の回(チェザリ前)まで、行ってしまいました。
チェザリ前の回では、「準備体操」に始まり、♪枯葉散る〜にあわせて枯葉を散らしスローモーションで駆け寄る「恋人よ」、全くモノが無いのに洗濯機や物干し台までもがそこにあるように見えてしまう「せんたく」、そして「恋」。
良いなぁ、一期にファンになってしまいましたよ。
雪竹太郎 人間美術館(裏門前町 中)
つづいて、雪竹太郎さんの人間美術館。
観客を巻きこんでの「ロダン 接吻」や「ピカソ ゲルニカ」を表現。
これを見て、この祭りは見てるだけじゃなくて、参加しなければもったいないんだ!と気づくことに…
un-pa フィジカルシアター(浅間神社前)
体中を銀色に塗った「銀人」こと、un-pa さんの不思議な踊り(?)。
言葉もない激しい踊りは見るものを圧倒します。
ロービングしている所も見たかったなぁ。
バーバラ村田 ロミオとジュリエット(万松寺)
バーバラ村田さんによるパントマイム「ロミオとジュリエット」。
直前に呑んだビールの所為もあり、バーバラさんの「ロミオ募集」に思わず手を挙げてしまいました。
いやぁ、面白かった。舞台に上がりながらも観客として楽しむという稀有な体験をさせていただきました。
# 大須の方々、お目汚し申し訳ありません m(_ _)m
大駱駝監 金粉ショウ(大須観音中央)
締めは暗闇の中、ライトに照らされて行われた大駱駝監の金粉ショウ。
大須観音の雰囲気と、松明による明かり、体中を金色に塗ったダンサーによる踊りは非常に幻想的です。
もう、写真とか撮ってる場合じゃないです。目が離せない幽幻のステージ。
昼間の明るい所で見るより、何倍も迫力ありますね。