赤い妹
著者:外薗昌也
BAMBOO COMICS MARBLE SELECT/竹書房
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買いました〜。
「お兄ちゃん」と呼ばれている方、「お兄ちゃん」と呼ばれたい方は
絶対に読まないでください。彼女が来ます───。
何が怖いって…
「琉伽といた夏」で、妹萌え萌えSFストーリーを展開させた外薗先生が、今度はホラーで妹を引き連れてやってきましたよ〜!
とりあえず裏表紙に書かれた紹介を引用してご紹介致しますと…
それを見た者の所には必ず妹が現れるという怪ビデオ…「赤い妹」。
誰も住みつかないマンション物件の担当となった不動産販売員…「いわくあり」。
見覚えのない女の亡霊にストーキングされる大学生…「死者といっしょ」。
読む者を狂わせる戦慄の恐怖物語を全5編収録…
そして、Amazonのレビューも結構良い感じに怖い怖いとの書き込みがありまして、これは凄そうかなぁ〜。
表紙もなんか良い感じだなぁ〜。
夜中にトイレ行けなくなったらヤバイかな〜。
何て感じに期待していたんですよ、これが。
でも、ぶっちゃけ大したことないわ、これ。
なーんと言いましょうか…
不気味描写というか、同じオムニバス系のホラーマンガという意味で言えば「不安の種」あたりの方が、余程ゾクッとするものがあった気がします。
「死者といっしょ」のオチなんか、どう見ても外薗先生らしいギャグにしか見えませんでしたしねー。
まあ、なんと言いましょうか…
「Dr.モードリッド」辺りが読めた人なら普通に読めるんじゃないかな〜と。
とりあえず表紙で期待しすぎずに、ちょりっと立ち読みから初めてみるのがよろしいのではないかと思います。
− おまけ −
結局読んでみて何が一番怖かったって…
あとがき読んだら実は「赤い妹」が外薗先生が実体験した話ってところでしょうかね。
色が重要な要素なので、カラーだったらもう少し怖かったのかな〜。