なんか、Subservient Chiken が紹介されたので、対抗してそのちょっぴりアダルト版の Virtual Bartender を…(爆)
投稿者「Ash」のアーカイブ
アトリ抄 1巻
アトリ抄 (1)
田代琢也
メディアファクトリー
買いました〜。
いやいや。ちょっとした知人のオススメで買ったのですが…
かなり良かった!
うん。面白い面白い。
ストーリーは、半妖の美少女紫馬アトリが、N・U・Eと呼ばれる組織の元で、依頼された妖怪退治のバイトをしながら日常生活を行っていく話。そこには、人間の友達や妖怪の友達がいて、学校生活があって。日常と非日常の境界があります。
とまあ、その辺はじっくり読んで貰った方が良いとして…。
この作品。何よりも設定が良いです!
記憶を無くし、慣れない人間の生活に戸惑いながらも頑張るアトリ。
妖怪狩りを行う組織「N・U・E」と、妖怪達の組織の長として名前の出てくる「ぬえ」。
700年生きていると語る謎の妖怪。
アトリのありえない大喰らい(笑)。
とにかく伏線ばりばりにして、キャラクターが活き活きとしている設定が沢山です。非常にこれからに期待といったところでしょうか!
あと、絵も結構いいですね。
通常の絵は結構描き込んであって、今のこの手のコミックとしては珍しい描かれ方なのですが、話の所々にはいるディフォルメのアトリは、今度はいかにも今風という感じの書き方。ギャップがあるけど、そのギャップが良いです!
伝奇モノが好きな人には、かなりオススメな感じです〜。
−おまけ−
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ハツカネズミの時間 1巻
ハツカネズミの時間 (1)
冬目 景
アフタヌーンKCDX
買いました〜。
来ました来ました!
ひさ〜しぶりの、冬目先生の作品ですよ!
「幻影博覧会」が出たのもそんなに前じゃない気もするので、実は久しぶりじゃないのかもしれないけど…とにかく冬目先生の作品なんですよ!
いやーもー。実は私は何を隠そう! 全然隠す気なんか無いくらいに冬目先生作品のファンでして〜。こんな人間がレビュー書いたって正当な評価になるわけがないのは火を見るよりも明らかっていうか、ナメクジに塩をかけるくらい明確なのです。
だからどうするのかって言うと…
とりあえず、何でもいっけ買えや!
とやってしまうとさすがに問題なので、真面目に書こうと思います。ハイ(汗)。
えーと、ストーリーは…
舞台は学校にみせかけた薬物の実験場。みんな、自分たちがエリートの卵だと騙されながらモルモットの役割をしています。いや、タイトルからすればハツカネズミの役目ですね。使えない人間は処分され、他の連中は仲間が処分された事にすら気が付かず、いつの間にか薬の影響で全てを忘れていく。
そんな中で主人公達のグループが学校の違和感に気が付き…
とまあ、こんな感じの話。久々の暗い系の話な雰囲気です。「ZERO」とか「羊のうた」系という感じです。「イエスタデイをうたって」が冬目作品だ〜! と思っている方には危険かもしれません。いやいや、私はどっちでも余裕で全然OKですけどね。
まあ、何はともあれ…本屋にGo!
−おまけ−
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傭兵ピエール 2巻
傭兵ピエール (2)
原作:佐藤賢一
作画:野口 賢 YJC
買いました〜。
言わずと知れた、数日前に共同執筆者がレビューした小説のコミック版。
共同執筆者が知っていたかどうかはわからないが、小説版のレビューがコミック 2 巻の発売日とほぼ一致していた!
でも、それだけ…(爆)。
原作ファンなら、読む必要なし!(爆)
原作未読の人が入り口として読むには良いかもしれないが…
いきなり小説を読んだ方が良いような気もする。
そんな作品。
蒼のサンクトゥス 2巻
蒼のサンクトゥス (2)
買いました〜。
久しぶりの やまむらはじめ作品 ですよ〜。
いや、「カムナガラ」も買ってるのであんまり久しぶりというわけでもないのですが…。そちらはレビューに書こう書こうと思っているウチに書き忘れてしまっていたので、つまり久しぶりなのですよ〜(意味不明)。
良いですね〜、海洋ロマン。
元から何でもあり的な雰囲気の漂いやすい海という舞台に、更に物理法則さえも無視しちゃうような空間を突っ込んだこの作品は、あえて舞台を近未来にする必要があるのだろうかと思うほどの何でもありの世界ですよ(笑)。でもでも、これで良いのです。やまむらさんの作品は、これであってこその作品なのです。
しかし、シチュエーションは今ひとつ…(苦笑)。
まあ、まだ物語の内容が殆ど進んでいない状態で評価を下してしまうのも何かが違う気がするのですが。私がこの人の過去の作品で好きなところと言えば、小さい子供が大の大人を引っ張りまわして色々な事件に遭遇するというパターンのシチュエーション。「龍哭譚紀行」に始まり、「ドライエック」「エンブリヲン・ロード」辺りまで脈々と引っ張りまわされ続けている設定が好きだったのに〜!!!
まあ、物語の中の謎も人間関係も恋愛も、これから解き明かされていくのでしょうけどね。でもこの作者の場合、謎は謎のままに終わってしまうことも少なくないので、油断はできません(爆)。
とりあえず海を舞台にした伝奇もの?
広大な世界設定と、不思議な世界を体験しながら、深い人間関係や生き物との関係を描いている作品が好きな方にはオススメですかね〜。
うーん…わけのわからんオススメですね(汗)。
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HAPLAND
わたしは あい 1巻
わたしは あい (1)
買いました〜。
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どーしちゃったの! 外薗さん!!!
「犬神」で自然と人間との物語を描き。
「Dr.モードリッド」でとにかくよくわからない世界を格好良く描き。
「琉伽といた夏」でタイムパラドックスを利用した素晴らしいSFの世界を描き(途中だいぶ妹萌え〜に走ったけど…)。
「エマージング」で伝染病の恐ろしさを描いた(でも、面白かったのにすぐ終わった…)。
そんなあなたが…
何ですかこの、萌え萌え作品は!
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誰に勧めていいのかよくわかりません。
とりあえず、往年の外薗昌也ファンにはあんまりオススメできません。
−おまけ−
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まじかるストロベリィ
まじかるストロベリィ
買いました〜。
トリコロのレビューの時に、コメントでオススメいただいた作品のひとつです。どこの本屋を探しても全然見つからなかったのですが、やっと見つけることができました〜。
してして、その中身はと申しますと…
萌えてます
そして…。
まだまだ修行が足りませんでした(爆)。
萌え好きの方には、無条件でオススメです。
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釣りキチ三平平成版 7 三平 in エッソ ビストラヤ川編
釣りキチ三平平成版 (7)
買いました〜。
順調に出続けております平成版!
変わらぬクオリティに乾杯ですよ〜!!
しかも! 今回は釣りキチ三平伝統(?)の天才釣りキチライバル少年の登場!
久しぶりですよ。呪い浮きの話で、微妙にカマっぽいライバル少年が出てきて以来な気がしますよ!。
果たして、現代の子供達にも安易なライバル少年の登場はウケるのでしょうか?!
・・・・・・・・
まあ、今の少年誌の漫画でも大半登場するので大丈夫か〜。
それに、釣りキチ三平平成版なんか読んでいるのは、往年のファンくらいだろうから、全然大丈夫! っというよりも、ノスタルジックに訴えかけて逆にOKって感じですかね〜。どーでも良いことですけど(爆)。
とはいえやっぱり時代の変化でしょうか。それとも、読者層の変化でしょうか…。登場したライバル少年が、過去の同位置のキャラクター達の様な敵意むき出しの姿が見られません。どちらかといえば、礼儀正しく温厚な感じ???
侮れません…(何が?)。
まあ、カムチャッカ編はまだ続きそうです…
当然今後も、坊主おじさんこと谷地坊主の大活躍に大期待です!
−おまけ−
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ブラック・ジャック 黒い医師 1巻
ブラック・ジャック 黒い医師 (1)
買いました〜。
何とあの、元弱エロ漫画作家山本 賢治先生が書いたリメイク版ブラックジャックですよ!
すごいですよ、これは。もの凄いです!
色々なところで本家ブラックジャックとは異なるものの、リメイクと謳うだけあって基本スジは実に忠実です。忠実過ぎるが故に、異なる点が笑えます!
何か、キャラ名がカオシックルーンになってる〜 …なんて、可愛いくらい。
交通事故被害者の内蔵はみ出しが実にリアル! …美しいですね。
Dr.キリコが女の子の助手を連れて歩いてる! …対ピノコ兵器でしょうか?
ね、猫が裸エプロン! …本家の時代には表現できない描き方ですね。
そして何よりも、何よりも…
ブラックジャックの、人間の業に対するある意味切なさを秘めた表情と、それに反する冷たいセリフが…
明らかな嘲笑と冷たいセリフ
に変わっています…。
これ、本家のファンが怒り出したりしないのでしょうか???
実に心配です。
とはいえ、弱エロ漫画時代から山本先生の作品を読んでいる私としては全然OK!
逆に、別所で書いている立原あゆみ版ブラックジャックの方が、私は色々な意味で許せないような気もするのですが、人それぞれですよね。
というわけで…
本家の大ファンにはあんまりオススメできないかな?
でも、山本賢治先生ファンであれば、これは買いではないでしょうか。
−おまけ−
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