戦争映画」タグアーカイブ

DER UNTERGANG

51QCC4XM4EL._SL75_.jpgヒトラー 〜最期の12日間ir?t=dogmatismandp-22&l=ur2&o=9
 出演:ブルーノ・ガンツ, アレクサンドラ・マリア・ララ
 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル

ベルリン陥落とドイツ第三帝国の終焉までの数日間を、総統の秘書ユンゲの視点から描いた作品。
戦争物だが派手な演出は無く、抑え目の演出と客観的な視点で描く。

ヒトラーをステレオタイプな冷酷な独裁者としてではなく、一人の人間としての懊悩と錯乱を描く。
妻エヴァや少年たちに対する優しい姿と、作戦室での孤独な錯乱した指導者を演じ分けたブルーノ・ガンツの迫真の演技がすばらしい。

大戦末期の絶望の中、規律を失い酒に溺れる将校たちと、反戦的な軍医、陥落寸前のベルリンを必死で守ろうとする少年兵たちの対比が物哀しい。
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PEARL HARBOR

51KM71X76BL._SL75_.jpgパール・ハーバー
 出演: ベン・アフレック, ジョシュ・ハートネット
 監督: マイケル・ベイ

日本軍の真珠湾攻撃を背景にアメリカ陸軍航空隊兵士の恋を描いた話。

駄目です、もう駄目駄目です

作りが中途半端。
恋愛映画にしたいのか、戦争映画にしたいのかどっちかにしろって感じ。
180分と異様に長いところも主題をあいまいにしている。

という訳で、なかなか私的ワースト10から外れないこの映画。
誉めるべきところが無い(T-T)

チームアメリカ ワールドポリス」の挿入歌でこの映画を馬鹿にした歌があるんですが、そちらは大好きです。

鬼戦車T-34

215EB363FKL._SL75_.jpg鬼戦車 T-34
 出演:バチェスラフ・グレンコフ、その他
 監督:ニキータ・クリヒン、レオニード・メナケル

ナチスにとらえられていたソ連兵が、ドイツ軍の戦利品として捕獲されていたソ連製戦車T-34を奪取して、敵陣の中をたった一機で駆け抜ける痛快娯楽映画。
鬼戦車の名に恥じない暴れっぷり、強いぞT-34! 行け行けT-34!

旧ソ連の映画にしては珍しく娯楽に徹しています。
草原を走るT-34と、それを追いかけるおばさん達の姿などは感動物。
ソ連製映画ですから、もちろんT-34も本物を使用しています。
#疾走感とかスピード感はあまりありません (T-T)

第2次大戦時代の兵器が好きな人にはたまらない映画ですなぁ。
ラストはほんのりと泣かせます。