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タカイ×タカイ

タカイ×タカイ (講談社ノベルス モF- 41)タカイ×タカイ
 著者:森博嗣

「鈍感だから、周りを気にせずに、その分よけいな事を考える暇があったんですね。だから脳が発達したんだ。」
「君を見ていると、特にそれを感じるわよ」

有名マジシャン・牧村亜佐美の自宅敷地内のポールに掲げられた他殺死体。
地上15メートルのポールの頂上部に掲げられていた被害者は、牧村のマネージャだった。
なぜ、どうやって、彼はそんなところに掲げられねばならなかったのか?

Xシリーズ第3作目は、不可解なところで発見された他殺死体のお話。
我らが西之園嬢も、探偵役もかってでるくらい積極的に絡んできます。

椙田さんと西之園嬢の関係や、西之園嬢が公安とともに追う事件の話もでてきて、ますます目が離せないシリーズになりましたね。
同時進行のGシリーズも気になるところ。

キラレ×キラレ

キラレ×キラレ (講談社ノベルス (モF-39))キラレ×キラレ
 著者:森 博嗣

「少なくとも、僕の仕事は、僕に仕事を頼んだ人を納得させることなんだ。
足を運んで、時間をかけて、汗を流しても、結局はわからなかった。
だけど、とりあえずは、なにもしなかったよりは、
努力をした分、しかたがない、という納得が得られる、というわけだね。

満員電車で連続して起きる切り裂き事件。
被害者の共通点は、若くない女性(真鍋 談)ということ以外は見当たらない。
冤罪を被りそうになったことに腹を立てた建設会社重役から、依頼を受けて調査をすることになった"探偵"鷹知と、彼にアシストを依頼された椙田事務所の小川・真鍋は、犯人の正体を探し当てることができるか?

と言うわけで、Xシリーズ第2弾です。
終盤には、我らが西之園嬢も登場。
っていうか、このシリーズにも関わってきそうな勢いを見せてます。
まだ終了していないGシリーズも気になりますが、こちらも目が離せませんね。

イナイ×イナイ

イナイ×イナイイナイ×イナイ
著者:森 博嗣

「理屈っぽいところは、確かにある。しかし、そうやって言葉で話しながら考えをまとめるタイプなんじゃないか。
ようするに頭のバッファが足りない証拠だ。まあ、簡単に言えば、頭が悪いんじゃないかな

Gシリーズもターニングポイントを迎えたばかりなのに始まった新シリーズXシリーズの第1弾。
資産家と地下牢と密室と謎めいた美人双子姉妹です。
今回のシリーズの舞台は、いつもの那古野から場所を変えて東京。

つうか、ミステリはネタバレが多くなりそうで、あまり書けませんね。

今までの S&Mシリーズ、Vシリーズ、Gシリーズを読んできた人は迷わず買いでしょう。
エピローグには、我らがヒロインらしき人がチラッと出てきます。