絶対可憐チルドレン 1, 2巻

31DVRCA0CYL._SL75_.jpg31YTV57M90L._SL75_.jpg絶対可憐チルドレン (1)絶対可憐チルドレン (2)
著者:椎名高志
SScomics/小学館

買いました〜。

そう遠くない未来、超能力者の存在が当たり前のものになり、しかし、
普通人との軋轢が完全になくなったわけではない世界。若き天才科学者・皆本光一は、
最強の超度7を持つ三人の少女、薫・葵・紫穂のお目付役に就任する。
だが、この三人、カワイイが性格に少々難があって
巨匠・椎名高志がおくる超能力少女育成コメディー、堂々始動!!

椎名先生久々の新作です!
しかも、流行の 1、2 巻同時発売!!


しかし、正直懐かしいお名前です。
「GS美神」では、あれだけアニメ化だ、小学館漫画賞受賞だ何だと騒がれていた作者ですけど、いったい何をしていたのでしょうね〜。まあ、

GS美神極楽大作戦!! 全38巻

と実に好調なデビューを飾った先生なわけですが、その後は悲しくも

MISTERジパング 全8巻
一番湯のカナタ 全3巻

順調な転げ落ち
見せ方のパターンっていうかギャグが一緒だから仕方がないのかもしれませんが。ちょっと切ない話ではあります。

その後は、小学館関連の雑誌で読み切りを書いたりしていたようですが、そのうちの一本がちょっと当たったのか
 読み切り → 短期集中連載 → 連載
へと進化したのがこの作品『絶対可憐チルドレン』のようです。

さて、その中身はというと基本的にドタバタコメディー
最強レベルの超能力を持つ 10 歳の少女 3 人と、その面倒を見ることになった天才科学者のマンネリ化を含みながらのストーリーです。要するに「GS美神」の時とあんまり変わってません

更に独断と偏見に充ち満ちた考察をするならば
ヒロインの低年齢層化を謀ることによって今流行の萌えに訴えて人気を得ようとする形で始まった作品だけど、作者の絵柄というかストーリー構成のせいで全然萌えられずに一方的に話が流れていく作品です。おそらく、作者自身も最初の読み切りを書いた段階では、毎回登場する超能力の超度(レベル)表現



静止している人や、特に超能力に
敏感な人が感じる程度。


大勢の人が感じる。
戸や障子が揺れる程度。


家屋が揺れ、電灯などの
つり下げ物が大きく動く。


花びん等が倒れ、歩いている
人にも感じられる。多くの人が
驚いて外へ飛び出す。


壁に割れ目が入り、
墓石が倒れる。


家屋倒壊3%以下。
地割れや山崩れが発生する。


あらゆるものが破壊され、
物が飛ぶ。

これが書きたかっただけなんじゃないかなぁ〜と。

何か、長続きしそうにないんですよね

とはいえ、好きな漫画家ではあるのでこれからに期待したいと思います

「GS美神」が好きだった人には一応オススメ!

参考リンク:(有)椎名百貨店 the web

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