クビシメロマンチスト?人間失格・零崎人識
著者:西尾維新
講談社NOVELS
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買いました〜。
愛されなかったということは
生きなかったことと同義である。
─ルー・サロメ─
さあさあ来ました!
西尾維新先生の <戯言シリーズ> 第二弾
『クビシメロマンチスト』の登場です〜。
今回のストーリーを、本の裏表紙から拝借するならば…
鴉の濡れ羽島で起こった密室殺人事件から二週間。
京都、私立鹿鳴館大学。
「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”が
級友・葵井巫女子とその仲間たちと送る日常は、
古都を震撼させる連続殺人鬼
“人間失格・零崎人識”との出会いによって
揺らめき脆く崩れ去っていく──。
そして待ち受ける急転直下の衝撃。
一つの世界が壊れる“そのとき”を描ききった
新青春エンタの傑作!
という感じ…。
よくわからんですね!
とりあえず、結論から言えば面白かったです!
キャラの性格や繋がりの関係があるので、前作は読んでおいた方が良いです。
以下はネタバレになりますので、ご了承を…。
いや〜。
正直言って前作よりも面白かったです!
何が良いかって、やっぱ主人公の壊れっぷり。
自分とは関係のない人間を十数人殺している殺人鬼は見逃しても、自分の友達を殺した人間は誰であれ許さない。何をしてでも徹底的に追いつめる主人公の性格は、狂気以外の何ものでもない感じです。
相変わらずトリックにはこじつけ的なものが強く感じられますが、それを含めてラストでどんでん返しに持っていく爽快感は気持ちいいです。
あと、殺人鬼と会う度に繰り広げられる「戯言」の世界に拍手です!
しかし、この作品・・・犯人は存在していても、それを捕まえないのが倣わしなのでしょうかね〜。
− おまけ −
でもねでもね…
この次の作品の『クビツリハイスクール?戯言遣いの弟子』はあんまり面白くなかったんですよ〜・・・。
更にその次の『サイコロジカル〈上〉兎吊木垓輔の戯言殺し』が面白かったら、またレビューしたいと思います。
こんばんわ
ついさっき読み終わり、x/yの解答を探していたところでした。
Ashさんの大人の対応になんかわからんけど感動し、コメントしてしまいました。お見事でございます。
おっと、感想を。
やっぱNISIOISINのコトバアソビはおもしろいですね!
以上
◆gowath殿
コメントありがとうございます。
そして、お褒めに預かり光栄です。
西尾先生はまず言葉遊びって感じですよね!
そして、ぶっ飛んだキャラの設定?
あーでも、キャラも言葉ありきなのでしょうかねー。
言葉遊びをうまく表現できないであろう漫画媒体の
「めだかボックス」を読むと、それを感じる気がします。
君は自分の無知を認めたくないんだね。そして一つ一つの演出にケチを付けることで自分を正当化しようと足掻いています。また、猫も杓子も的な乱暴で見苦しい論理をもってして否定することによって自己顕示欲を満たしているだけです。慎んでください。
◆そうか。殿
コメントありがとうございます。
え〜っと、似た名前で書かれていますが、
前の「そうか?」さんとは別の方でしょうか?
何であれ、コメントありがとうございます。
まあ、読む人もそれぞれ。感想もそれぞれ。
嘘に嘘を重ねても嘘が終わらなくなるように、
否定を否定しても終着点は見えてきません。
楽しめる人が楽しむ!
作品たるもの、それもまた良しでよろしいのではないでしょうか。
書かれた内容のお気持ちもわかりますが、
それよりもそうか。さんの感じた作品への感想を書いて頂けると嬉しいです。
◆そうか?殿
コメントありがとうございます。
つまらなかったですかー、それは残念。
でも、そういう感想もありだと思いますよ。
全員が全員同じ感想を抱く必要なんてないわけですし…
別に書評を信じる必要もありませんしね。
苦痛であれば、無理して読む必要もないと思います。
それに、それだけの感想を持ちながら他の人に勧められるのが
なかなか凄いのではないかと思いますよ。
私は本当につまらなかった作品の場合、
レビューにもしませんし人に勧めたりもできません。
ちなみに、私もケータイ小説は苦手です…
クビキリークビシメと頑張って読んだけど、もうこれ以上無理。
作者があまりにもアホすぎる。
知識不足なのにエキスパートを出したり、文章力ないのにややこしい比喩をつかったり。
「鏡に映したコインの裏表のように」で撃沈しました。
携帯で電話かけるにも、なぜいちいちダイヤルするのか?リダイヤル機能は無視?など、細かいところから大きなところまでため息が出るほどバカバカしい。
どの書評見ても良いことばっかり書いてあるのが信じられない。
自分にこの本を譲ってくれた人も「2冊まで我慢して読んだけどこれ以上無理」といってくれたし、私が読んでみてと渡した人も1冊目の途中でギブアップ。
発想は良いんだけどね。
ま、ケータイ小説が好きな人達には受けるのかもね。
ハハッ ワロス
◆こーちゃん殿
コメントありがとうございます。
いいですよね〜。
私も「戯言」「人間」「刀語」とみんな集めてしまっております。
これからの作品にも期待したいものであります〜〜〜。
おぉ、ありましたねー。
もう昔の作品なのでネタバレしてしまっても大丈夫かな…。
あれは、葵井巫女子の誕生日の『4/20』を意味するようですね。
x/y を筆記体で記述した後、作中で友が言っていたように
左右反転(鏡写し)にして、90度回転させて縦書きにして見ると、
なんとな〜くそれっぽく見えたりします。
何故誕生日を書き残したのか…についてはイマイチ不明ですが(苦笑)。
葵井巫女子のようになりたいと願っていた江本智恵に対して、
「この日に生まれてくればなれるよ…」という意味合いを込めたのでしょうかね。
西尾さん×竹さんって最高ですよねっ(@゜▽゜@)
戯れ言シリーズは全巻揃ってます☆☆
あ、あのっ!クビシメロマンチストで出てくる『x/y』って暗号は結局どーゆー意味なのでしょう?考えて考えても分かりません(´`)
どうか教えて下さいm(__)m