機種 :Dreamcast / PlayStation2 / GameCube
発売日:2006/02/16(DC版)
発売元:マイルストーン
ジャンル:シューティング
■トゥーンでポップな電波系シューティング
カオスフィールドに続く、マイルストーン社2作目の3D演出2Dシューティング。アーケードからの移植版。
3Dオブジェクトにトゥーンレンダリング(アニメ調表現)を使用して、見た目の印象がちょっと違います。
以下はDC版を元に書きます。
自機の装備はショット、ソード、アブゾネット。
ソードは射程の短い剣を振り、敵弾を消したり、敵機にダメージを与えます。
アブゾネットは使用すると自機が一定時間無敵になり、得点倍率が上昇します。1回使用するとアブゾネットゲージが溜まるまで再使用不可です。
また、自機は敵機に重なってもミスにならず、敵弾のみに注意を払えば良くなっています。
上記、システム的には「ギガウイング」シリーズと似ており、ゲーム性も同様な感じ。アブゾネットを使いまくって稼ぐのが主軸です。
ギガウイングと違うのは、ソード攻撃でアブゾネットゲージのチャージを早くできる点。敵機に重なってソードで斬りまくれはすぐにアブゾネットが使えるようになり(チャージ待ちのストレスが少ない)、積極的な攻めができます。ゲーム後半ではアブゾネットをガンガンつなげて凄まじい弾幕量を突破していくのが爽快です。
また、自機を止めてボタンに一切触らないでいると盾を出してほとんどの敵弾を防御。無理な弾幕は最悪これで対処できます。
演出面では、タイトル画面に出る文字と、ステージが切り替わる一瞬だけ表示されるグラフィックが面白い。いずれもかなりの種類があるようで、ちょっとした見どころです。
アーケード版は縦画面ですが、普通のTVで使う横画面モードでは縮小が掛かって文字が読みにくい(20インチ以上でないと厳しいか)、処理落ちが軽減される、という点があります。当然、縦画面モードなら文句無しです。
最後に、気になった点を少々。
・DC版はアーケードのベタ移植。各面を任意に練習できるモードを付けて欲しかった。
・隠しアイテムの存在が疑問。稼ぐ場合に取得必須になるのはどうか??
ということで、
爽快感が高く、なかなかの良作。マイルストーン社をちょっと見直しました。
■おまけ
隠しアイテムの出し方。
道中の地上物を破壊すると出る得点アイテムを98%以上取得した状態で、5面後半のある場所にショットを打ち込む(結構硬い)と、「M」マークが出現。取ると得点加算(1700万点くらい?)+ライフ完全回復。
「電」(得点倍率アップ)、「網」(アブゾネットフルチャージ)アイテムの出現法則が存在してコントロールできるなら、稼ぎはかなりパズルゲーに近くなるのでは・・・・?