聖女の救済

聖女の救済聖女の救済
 著者:東野圭吾

「特別な感情を持ったって、別に構わないんじゃないか。僕は君のことを、感情によって刑事としての信念を曲げてしまうような弱い人間ではないと信じている。それともうひとつ」
彼は人差し指を立てて続けた。
「君の言っていることはおそらく正しい。彼女は愚かな人間ではない」

自宅で毒殺された男性。第一発見者は彼の愛人。
一番動機があると思われる離婚を切り出された妻には、鉄壁のアリバイがあるのだが

テレビシリーズからやってきた柴崎コウもとい内海刑事が活躍。
あいかわらず、湯川教授と草薙刑事の掛け合いが楽しい長編。

ただし、肝心のトリックがいただけない。残念ながら、およそ虚数解とは言い難い。
虚数解と言う言葉を使いたかっただけ?
化石の比喩は面白かった。

1 thought on “聖女の救済

  1. ピンバック: 活字中毒のブックレビュー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください