西巷説百物語
著者:京極夏彦
「これで終いの金比羅さんや」
巷説百物語、前巷説百物語に連なるシリーズ。
舞台は関西、主人公は今までのシリーズの又市ではなく、靄舟の林蔵。
途中、チラチラと小股潜りやら山猫廻しやらの名前が出てきますが、基本は林蔵が取りしきってます。
ただし、書き下ろしの最終話は、又市・百介など、前作までの主要キャラがわらわら出てきます。
懐かしいあの台詞「御行奉為ー」も聞けて、旧作ファンにはたまらない。ええですなぁ。
忘れてましたが、このブログは読書日記でした。初心忘るるべからず。