WordPress」カテゴリーアーカイブ

WordPress サイトを静的 HTML に変換するプラグイン StaticPress

実は WordPress サイトを静的 HTML に変換するプラグイン StaticPress をリリースしていました。
ダウンロードは、WordPress 公式プラグインディレクトリからお願いします。
WordPress › StaticPress « WordPress Plugins

このプラグインを使用することで WordPress で作成されたサイトを丸ごと静的ファイルに変換することができます。
また、変換時にサイトのパーマリンク構造を変換することができるため、http://wp.example.com/ というオリジナルサイトを http://www.example.com/static/ というサイトとして公開するための html を作成することも可能です。
完全に静的ファイルを作成するため、コメントやサイト内検索・コンタクトフォームの設置などはできません。
それらについては Disqus や Facebook コメント、Google カスタムサーチ・Google フォームなどで代替するようにサイト設計してください。

残念ながら、現状では Windows 環境に対応できていません。
github でソースを公開しているので、修正して pull request 送ってくれたりすると私が喜びます。
https://github.com/megumiteam/staticpress

Facebook ページなんかもあるので、よろしければ「いいね!」してくださいね。
https://www.facebook.com/StaticPress

あと、私が在籍している digitalcube では higanworks と合同で AWS OpsWorks を利用した自動化ソリューションを提供するサービス Opsrock.in を開始しました。
そこでは、StaticPress で生成した HTML を OpsWorks の StaticWeb レイヤにデプロイするソリューション等も提供して行きますので、こちらもご参照ください。
StaticPress × OpsWorks

以下、簡単な使い方など
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Brute force attack との戦い

先般リリースした WordPress プラグイン「Crazy Bone (狂骨)」で、ブルートフォースアタックのログを見て、もろもろ設定変更したので、メモ代わりに。

特徴として、非常に多くの IP アドレスからのアタックがあるため、ブラックリストでの IP アドレス制限は現実的ではありません。
IP アドレス制限を行うなら、ホワイトリストでの制限をかけないとですが、それをやると出先でブログを書こうとかするとメンドくさいです。
そこで、以下の対策を行いました。

  • 狙われやすいアカウント名でのログイン試行は、WordPress 読み込み前に拒否
  • ユーザーエージェントでの wp-login.php へのアクセス制限

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WordPress 10th Aniversary

WordPress 10 周年ということで dogmap.jp のヘッダ画像を期間限定で変更してみました。
テーマ Twenty Twelve を使ってる場合は、Jetpack プラグインのカスタムCSS編集で簡単に変更できます。
レシピを gist に置いておきますね。

url("/path/to/wp-10th-aniversary.png") の所は、WordPress 10th Aniversary ヘッダを保存した URL に書き換えてやってください。

「狂骨」に諸々機能追加した Ver.0.4.0 をリリース

WordPress へのログイン履歴を保存するプラグイン「Crazy Bone(狂骨)」に諸々機能追加した Ver.0.4.0 をリリースしました。
WordPress › Crazy Bone « WordPress Plugins

追加した機能は、以下の通り

  • ログイン中の IP アドレスとは違う IP アドレスからログインされた場合に警告メッセージを表示 (Ver.0.2.0 より)
  • 指定した日より以前のログを消去する機能を追加 (Ver.0.3.0 より)
  • エラー時に入力されたユーザーアカウント/パスワードを表示 (Ver.0.4.0 より)
  • ログイン回数等のサマリー情報を表示するページを追加 (Ver.0.4.0 より)

詳細は、以下の通りです。
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Engine Yard で WordPress を動かす

先月辺りから、クラウド上へアプリケーションをデプロイできる PaaS Engine Yard で PHP が使えるようになってます。
Engine Yard では、無料トライアルでも 500 時間使えるので安心ですね。
そんなイケテル PaaS Engine Yard に WordPress をデプロイしたとかの情報があまり見つけられなかったので、ここに書いておきますね。
# Drupal をデプロイする方法は、Engine Yard の安藤さんが書いてくれてます。
# Engine Yard Cloud上のPHPにDrupalをデプロイ – Engine Yard Blog JP | Engine Yard Blog JP

git さえ使えれば、簡単に Web アプリケーションを Engine Yard 上にデプロイできるので楽しいですよ。
ちなみに今回デプロイした WordPress は、これです。
http://ec2-54-225-114-132.compute-1.amazonaws.com/
そのうち消えると思います。
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コメントに困る WP プラグイン作ったよー

WordPress の管理バーをイケテル感じにしてくれるプラグイン rainbowify をパクってにインスパイアされて、コメントに困るプラグインを作りました。
デモは、こちらから
※IE では動きません。Chrome か Firefox で閲覧してください。
http://lab.dogmap.jp/archives/1402#comment

もし、インストールしたいのであれば github でソースを公開しているので、そちらから入手してください。
https://github.com/wokamoto/rainbow-comment-form

これを有効にすると、コメント入力中に人から見られても、メールアドレスがバレにくいと思うよ。

さくらVPS512で、Yahoo!砲食らっても WordPress を平常運転させるための設定

2010年の年末に、「カイ士伝」のさくらVPSへの引っ越しを手伝ったわけですが、その後も元気にサーバは動き続けているようです。
引っ越し当初は、Web サーバとして lighttpd を導入してたんですけど、僕の個人的な好みがかわって、途中で Nginx に切り替えました。
特に大きなトラブルもなくサクサクと動いてたようですが、昨日突然の Yahoo!砲で、平常時の数倍のアクセスがあったようです。

Yahoo!砲くらったけど月額980円のさくらVPSとチューニングでサーバー落とさず乗り切ったよ – カイ士伝

ただ、アクセスが大量にあった初日(1記事に5.5万PV)にもサーバ負荷が高くなってるとか気付かずに、余波でちょっと多くなってた翌日(1記事に1.3万PV)に気づいたというくらいの平常運転っぷり。
Nginx 痺れますわー。

僕は、カイ士伝の WordPress ダッシュボードにログインする権限もらってないんで、プラグインとかどんなのが入ってるか知りませんので、バックエンドのサーバ環境についてだけ。
たぶん、WP Super Cache とかのキャッシュ系プラグインは使ってないと思うよ。
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WordPress サイトに Basic 認証をかけるプラグイン「WP Basic Auth」

WordPress サイトに手軽に Basic 認証でアクセス制限するプラグイン「WP Basic Auth」を公式プラグインディレクトリで公開しました。
WordPress › WP Basic Auth « WordPress Plugins

このプラグインを有効にすると、管理画面と静的ファイル以外を閲覧する時に Basic 認証でアクセス制限がかかります。
Basic 認証で使用するユーザー名/パスワードは、WordPress サイトに登録されているユーザー名・パスワードです。
管理画面にログインしている時は Basic 認証での制限はかかりません。

開発中のサイトで、まだ一般公開したくないけど、クライアントには見せたい時とかに使ってやってください。

S3 にメディアを自動アップロードするプラグイン「絡新婦」

517Y4NYKFPL._SL150_.jpgWordPress のメディアライブラリにアップロードされたファイルを自動的に Amazon S3 にアップロードして、post_content 内のリンクを S3 の URL に変更するプラグイン Nephila clavata (絡新婦) を作成しています。
プラグイン名称の元になったのは、有名な妖怪ですね。

公式プラグインディレクトリには、全く同じ機能を持った「Amazon S3 for WordPress」ってプラグインが登録されているんですが、2009年の1月以降アップデートされていないため、新規に作っちゃいました。
AWS SDK for PHP 2 を使っているので、PHP 5.3 以降のバージョンが必要になります。

そんなわけで S3 バケットの使用方法と、このプラグインの設定方法を解説しますね。
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