刀語
第一話 絶刀・鉋 (ゼツトウ・カンナ)
第二話 斬刀・鈍 (ザントウ・ナマクラ)
第三話 千刀・鎩 (セントウ・ツルギ)
第四話 薄刀・針 (ハクトウ・ハリ)
第五話 賊刀・鎧 (ゾクトウ・ヨロイ)
第六話 双刀・鎚 (ソウトウ・カナヅチ)
第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ)
第八話 微刀・釵 (ビトウ・カンザシ)
第九話 王刀・鋸 (オウトウ・ノコギリ)
第十話 誠刀・銓 (セイトウ・ハカリ)
第十一話 毒刀・鍍 (ドクトウ・メッキ)
第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ)
著者:西尾維新
画:竹
講談社BOX/講談社
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買いました〜。
ああ。ただしその頃には、あんたは八つ裂きになっているかもしれないけどな
ちぇりおっ!
いや〜、ようやっと読み終わりましたよ!
戯言シリーズで有名な西尾維新×竹コンビが去年一年間毎月発行という条件のもと書き上げた作品、
『刀語』をご紹介致します〜。
さすが西尾維新先生!
という感じの作品とでも言いましょうか…
ライトライト、とにかく読みやすくてさっくりと読み終わります。
先生の代表作“戯言シリーズ”よりもへたすりゃ読みやすいんじゃないかな〜という感じで、
西尾維新ワールドにチャレンジしてみようと思われる方には、“戯言シリーズ”よりも先に
読まれることをオススメするくらいな感じですね。
え? それじゃなんでこんなに読み終わるのに時間がかかったのか?
そりゃ、全巻出てから読み始めようと買うだけ買って溜めていたからですよー。
あとは、他に読んでいるものがあって読み始めが遅くなったせいですかね…
決して最初の巻が埋もれて見つからなかったからではありません。
ストーリーはと申しますと…
伝説の刀鍛冶四季崎記紀がその人生を掛けて鍛えた十二本の“刀”を求めて、
無刀の剣士・鑢七花と美貌の奇策士・とがめの二人が、
日本全国に散らばった刀を集めながら旅をする
という感じの作品。
まあ、もちろん刀の所有者がどれもこれも一筋縄ではいかない連中であるため、
交渉したり、一戦交えたり、奇策を練ったりと色々話は展開します。
また、それに鑢七花の過去。とがめの過去と思惑。
そして、関わってくる多くの人達の思惑・策略が交差します。
とはいえ、そこはやはり西尾維新先生の作品!
笑いあり、恋愛あり、笑いあり、バトルあり、笑いあり、微妙に涙あり…と、
まあライトノベル的に良い感じに楽しめるのではないかと思います。
ライトノベルが好きな人。
あと、西尾先生の作品が好きな方であれば、
問題なくオススメしたいと思います。
− おまけ −
つかね!
錆白兵との戦いとかさすがに卑怯じゃね?
まさかああいう書かれ方をするとは思わなかったよ!
作者も考えつかなかったということなのでしょうかねー。
あと、四季崎記紀の設定は凄いですね! うん、流石って感じ。
あれならば色々と納得…できないものもあるけど、
無理矢理納得しようと思えばできるような気がします。
それと、折角コマンドとかも用意されているのだから、
どこかの同人サークルとか格闘ゲーム作りませんかね〜。
あれば結構やってみたい気がしますよ!
まあ、錆白兵がやっぱ問題になりそうだけど…
最後に…
とがめの左目が+なのって何でなのん???
誰かご存じでしたら教えて〜〜〜。
あ、最後じゃなかったもうひとつだけ…
この量でこの値段は正直高いって!>講談社さん
もう少し安くしてくださいよ〜(切実)。