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もえない?Incombustibles

もえない?Incombustiblesもえない?Incombustibles
 著者:森 博嗣

「簡単ではないよ」刑事は微笑んだ。「人を殺すことが、簡単であってはいけない」
あってはいけない、というのは、警察としての立場上の希望だろうか。僕は、むしろ簡単なんだな、という印象を持った。一人の人間が自分だけで考えて、簡単に実行してしまえることなのだ。

死んだクラスメイトの父親から届けられた、僕の名前が掘り込まれた金属片。父親の話では彼の遺品から出てきたものだという。
死んだ彼が残した金属片の意味とは?
不確かな記憶を抱えたまま、不可解な事件に巻き込まれていく僕。

面白かったです。主人公達が妙に爽やかなところも良いですね。
トリックや動機を追及する型のミステリではありません。

森博嗣ファンならオススメ。

狼と香辛料 1 巻

狼と香辛料 (1)狼と香辛料 (1)
作画:小梅けいと
原作:支倉凍砂
キャラクターデザイン:文倉十
DENGEKI COMICS/メディアワークス
関連記事:狼と香辛料 ? 巻

なに 気にすることはない
雄どもはみな阿呆のやきもち焼きじゃからの

ただな 雌も
そんなことがうれしい
阿呆じゃからの

どこを見ても阿呆ばかりじゃ

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RECARO ERGOMED-LD

RECARO ベースフレームRECARO ERGOMED-LDアクセラ用の RECAROベースフレームが届いたので、組み付け。
と言っても、専ら作業はハセともう一人に任せて、私は囃し立て専門要員ですが (^^;;

左写真は、ベースフレームの付属品一覧。右写真は、今回アクセラに取り付ける RECARO ERGOMED-LD。
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VideoPop Plus Ver.0.6.0 リリース

投稿画面でのビデオファイル選択時の UI を変更した Ver. 0.6.0 をリリースしました。
Ver.0.5.x からの変更点は以下の通り。

  • 投稿画面、ビデオ管理画面でのビデオファイル選択時の UI を変更
  • flv 形式のビデオファイルの場合、サムネイル画像を登録できるように変更

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ビエルコと一緒にお風呂で

John Malkovich Another Funny Video from Craig Bierko on Super Deluxe

クレイグ・ビエルコが、毎回一人ゲストを呼んでトークする Web 専門のトークショー。
ただし、他のトークショーと一線を画すのは、ゲストとビエルコが一緒にバスタブにつかりながらトークを行うところ。

第1回目のゲストはジョン・マルコヴィッチ。
ビエルコがマルコヴィッチのスキンヘッドをシャンプーしながら、真面目な顔でトークしている。
「ポルトガルを連続で何回も言ってると意味が分らなくなるんだ。やったことある?」と聞くビエルコに「無いよ」と即答するマルコヴィッチも良いですね。
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桃山ビート・トライブ

桃山ビート・トライブ桃山ビート・トライブ
 著者:天野 純希

「このところ、都近くのあちこちの村で、祭り荒らしってのが出るらしいですよ」
「なんだ、それは。新種の妖怪か?」
「違いますよ。なんでも、呼ばれもしないのに村人が集まっているところに乱入して、勝手に演奏をはじめる芸人の一座だそうです」

時は安土桃山時代。三味線弾きの藤次郎、笛役者の小平太、太鼓叩きの黒人弥介、踊りの天才ちほの4人が組んでゲリラライブを行っていた。

私が大好きな作家"花村萬月"のデビューのきっかけになった小説すばる新人賞の第20回(2007年)受賞作品。
立って三味線を弾くと言う革命的な奏法を生み出した藤次郎や、アフリカンビートで観客をのせる弥介、影が薄い小平太、大食い・大酒のみのダンサーちほと、個性的な登場人物たち。
安土桃山時代にロックを持ち込んだその設定と、勢いでガシガシと読ませてくれるエンタテイメント。

文章は粗いが、次作以降も期待できそう。

ミノタウロス

51XN4xVEeWL._SL75_.jpgミノタウロス
 著者:佐藤 亜紀

どうせ戦争で死ぬのなら勉強なぞしなくても一緒ではないかと思ったが、伯父の狂信の前では屁理屈に過ぎなかった。
つまり、伯父のスラヴの大儀は、落第生よりは優等生を、病弱な奴よりは身体強健な人間を、次男よりは長男を、子沢山の家の末っ子よりは一人息子を、つまりはより貴重な、より愛される、より有用な人間を犠牲として求めていた。

20世紀初頭、ロシア革命前後のウクライナを舞台に地主の息子ヴァシリが、オーストリア軍の脱走兵ウルリヒを相棒に生き抜くお話。

佐藤亜紀は、某共産国の後ろ盾でN県が日本から独立した世界を描いた戦争の法以来なのですが、良かったです。
戦争の法には、まだロマンがあったり救いがあったりしましたが、この作品には微塵もありませんでしたね。
前半のヴァシリのヘタレっぷりも良いが、後半の小悪党ぶりもたまらない。
しかも、ラストに微塵の救いも無いところが、むしろ清清しくて良いですね。

佐藤賢一の赤目のジャック辺りを好む人にはオススメできるかと。

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WordPress での日本語スラッグについて

WordPress でパーマリンク構造に %postname% を含めた場合、%postname% が投稿スラッグで置き換えられる。
投稿スラッグを指定しないと、日本語タイトルを urlencode したものが %postname% として使用される。
 例: https://dogmap.jp/2008/03/25/%e6%b7%b1%e6%b3%a5%e4%b8%98%e5%a5%87%e8%ab%87/

%e6などのように特定の文字を "%" と 16 進数字 2 つを用いて変換する処理の事をパーセントエンコーディングと言い、URI の一般的構文を定めた RFC3986 にも記されている
以下、RFC3986 邦訳の抜粋。

パーセントエンコーディング{percent-encoding} メカニズムは、オクテットの対応する文字が認められた文字の範囲外にある、あるいは構成要素の中で区切り氏として使用されている場合に使用される。パーセントエンコードされたオクテットは、パーセント文字 "%" と、そのオクテットの数値を表している二桁の 16 進数字から成る三重語としてエンコードされる。例えば、"%20" は 2 進オクテット "00100000" (ABNF: %x20) についてのパーセントエンコーディングであり、US-ASCII のスペース文字 (SP) に対応している。 Section 2.4 は、パーセントエンコーディングとデコーディングが適応される時について記述している。
pct-encoded = "%" HEXDIG HEXDIG
大文字の 16 進数字 'A' から 'F' は、小文字の 'a' から 'f' とそれぞれ等価である。二つの URI のパーセントエンコードされたオクテット内で使用される 16 進数字の大文字・小文字のみが異なる場合、それらは等価である。整合性を持たせるため、URI の生成を行うもの{producers} や正規化を行うもの{normalizers} は全てのパーセントエンコーディングについて大文字の 16 進数字を使用すべきである。

このパーセントエンコーディングされた URI だが、WordPress ではすべて英小文字になっている。
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WordPress 2.5

昨日の話だが、WordPress 2.5 の日本語版がリリースされた。
とりあえず、こっそり運営しているもう一つのサイトだけバージョンアップして様子見。

使用しているプラグインの中では Popularity Contest だけが正常に動作しなかった。
ただし、作者も把握しているようなので、直に修正版が出るだろう。

私が作成して WordPress Plugins/JSeries で公開しているプラグインについては、VideoPop+ 以外は、確認取れました。
WordPress2.5 からは、ビデオや音声ファイルといった画像ファイル以外のメディアも管理する機能が WordPress 本体についているようなので、VideoPop+ の動画ファイル管理機能を省いてポップアップ表示機能だけにするかも。
でも、それだけだったら WP-lightpop でフォローできるなぁ。
とりあえず、Videopop+ の今後の方向性は要検討ですね。