森博嗣」タグアーカイブ

STAR EGG 星の玉子さま

51EQB371M6L._SL75_.jpg「STAR EGG 星の玉子さま」
 作・画:森博嗣

森博嗣が自ら描いた絵本。
玉子さんと愛犬ジュペリが、おじいさんが作った古いロケットで近所の小さな星に遊びに行く話。

電信柱が一本だけしかない星や、星を1周するような吊り橋を作ろうとしている橋の設計者が住んでいる星など様々な星があります。
ある星には孤独があったり、仕事熱心なきこりが最後の木を切ろうかどうか迷っている星があったり
中々、考えさせられる内容になっています。

疲れたときに眺めたい絵本。

どきどきフェノメノン

31X2V42ZE1L._SL75_.jpg「どきどきフェノメノン」
 著者:森博嗣

大学院生・佳那の「どきどき」かつ「ミステリ」な日常。
ミステリですが死体は出てきません、この辺水柿助教授シリーズに通ずるかも。

日ごろから「どきどき」を探索している佳那を中心に、佳那の憧れの担当助教授、怪僧武蔵坊などの魅力的な脇役達との日常生活を描きます。
佳那が求めている「どきどき」の匙加減が微妙です。
たまに許容量を超える「どきどき」があったりして

読後感は爽快。

θは遊んでくれたよ

51D1AQXT4JL._SL75_.jpgθ(シータ)は遊んでくれたよ
 著者:森博嗣

Gシリーズ2作目、我らが西之園 萌絵嬢が大活躍。
連続して起こる飛び降り自殺、自殺した人の体には必ず口紅でθと書かれている。
果たしてθとは何を意味するのか?
なぜ連続して自殺が起こったのか?
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奥様はネットワーカ

4840106045.09.THUMBZZZ.jpg「奥様はネットワーカ」
 著者:森博嗣
 イラスト:コジマケン
コジマケン氏のイラストがとっても可愛らしい森博嗣のミステリです。
舞台はある大学の工学部、6人の登場人物それぞれの視点で連続殺人事件を描きます。
伏線がバリバリ張りまくってあるし、一見関係なさそうなエピソードが途中織り込まれていたりして結構難解ですが、最後はドンデン返しもあるし、なかなか楽しめる一冊です。

工学部・水柿助教授の日常 / 逡巡

4344000455.09.THUMBZZZ.jpg4344007247.09.THUMBZZZ.jpg工学部・水柿助教授の 日常 / 逡巡
 著者:森 博嗣

殺人も誘拐も窃盗も起きないミステリ。
居酒屋で無くしたはずの鞄が帰り道に落ちてたり、コンクリート試験体を設置したのにその後試験が行われなかったり、水柿君が小説を書いてその本が売れたりする謎を水柿君と妻の須磨子さんがなんとなく解いていきます。
脱線が激しすぎてメインストーリが見えないところが良い。
# 叙述トリック?
ナンセンスなジョークも満載です。

第三部「水柿君の離脱」が待ち遠しい。