SPDY (スピーディー) は、Googleが提唱し、現在標準化作業が進められている通信プロトコルです。
HTTP の次期バージョン HTTP 2.0 のベースとなる技術の有力候補として SPDY が挙げられてたりもするので要注目ですね。
ブラウザが対応していないと恩恵に預かれませんが、Chrome や Firefox, Opera の最新版であれば問題なく利用できます。IE ? なにそれ?おいしいの?
Wikipedia から、抜粋して引用すると…
SPDYは、Googleが提唱し、現在標準化作業が進められている通信プロトコルの一つ。2012年8月現在の最新バージョンはSPDY Protocol – Draft 3(一般には「SPDYv3」と称されることが多い)。
基本的には既存のHTTPを拡張しダウンロードの高速化を目指したプロトコルで、TLS接続の上にセッション層を追加し、単一のSPDYセッションで複数のリクエストを送受信することを可能にしている。それ以外にも以下のような機能がある。
サーバヒント
クライアント側がコンテンツをダウンロードする際に、サーバ側からコンテンツの展開に必要と思われる付属データを提案するもの[3]。
サーバプッシュ
サーバ側からクライアントに対しデータをプッシュ配信する機能。
プロトコル的にはTLSの拡張仕様の一つであるNext Protocol Negotiation(NPN)をベースにしているため、SPDYの使用にはHTTPSの通信が可能な環境であることが必須となる。
2012年現在は独立したプロトコルとして一部のWebブラウザやWebサーバで実装が進んでいるほか、IETFのドラフトも提出されており、標準化作業が進んでいる。さらにHTTPの新バージョンとして現在検討が進められている「HTTP 2.0」のベース技術の一つとしてSPDYが採用されるのではないかという観測もあり、Web技術者の間で注目を集めつつある。
サーバプッシュが可能という点で、類似するプロトコルであるWebSocketと比較されることも多い。
via. SPDY – Wikipedia
そんな SPDY を Nginx 1.3.x に対応させるためのパッチも提供されてます。
http://nginx.org/patches/spdy/README.txt
んっ? WordPress ユーザーには見慣れた会社名が書いてありますね。
This work has been sponsored by Automattic (http://automattic.com/).
さすが WordPress.com で Nginx を使い倒している Automattic さんや!
では、実際に CentOS 6 上の Nginx で SPDY を使う手順について解説します。
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