フラッタ・リンツ・ライフ – Flutter into Life
著者:森博嗣
彼女とともに飛ぶことが、僕の最上の喜びだったのだ。
「キルドレ」を主人公にしたシリーズの4作目。
今回はクリタ・ジンロウが主人公。クサナギは脇に回り、ティーチャはちょっと出てくるだけ。
無駄を一切削ぎ落とした文章の美しさ、装丁の美しさは健在です。
クサナギに対するクリタの思いは、純粋で切ない。
手も触れたことの無い彼女と、ただ一緒に飛んでいるだけで幸せだと言い切れるクリタ。
恋愛感情を自分の中でだけ完結させ、外に対しては全く干渉しない。
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深夜特急さん、どもです。
おぉ、そう言われるとそうかもしれませんね。
毎回のエピソードで主人公が変わるところと、絶対的な強さを誇る敵役。
# Gシリーズだと四季博士、このシリーズだとティーチャになるのか?
S&Mシリーズから始まる四季博士の話もわりかし好きですが、私はどちらかと言えば、こちらのシリーズのほうが、より洗練されていて好きです。
ただし、説明もなしにバシバシ出てくる航空用語や、装飾を削ぎ落とした文章を読みづらく感じる人も居ると思われますので万人には薦めませんが (^^;;;
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すいません。変な事言いました
なんかGシリーズみたいですね