投稿者「をかもと」のアーカイブ

MONTY PYTHON’S THE MEANING OF LIFE

41YDR8XWB2L._SL75_.jpgモンティ・パイソン 人生狂騒曲
 出演:グレアム・チャップマン, ジョン・クリーズ, エリック・アイドル, テリー・ギリアム, テリー・ジョーンズ, マイケル・パリン
 監督:テリー・ジョーンズ

「ついにできた−魚類オタクのための映画が!」

「いちばんの中心は魚だ。実際これは初めて魚の観客に向けて作られた映画といってもいい。
未開拓の観客層としては最大規模に違いない。何しろ海にはごまんと魚がいるからね。
この市場を掘り当てさえすりゃ、もうこっちのもんよ!」

– テリー・ジョーンズ監督

窓際族の反抗を描いたシュールな短編「クリムゾン 老人は荒野を目指す」(監督:テリー・ギリアム)で始まるこの映画。
最高です!最高に下品ブラックです!
さぁ、モンティ・パイソンズを思う存分楽しんでください!

冷静に観ると、まず殆どの人が不快な思いをすること、うけあいの怪作
しかしパイソンズマニアの私としては、星を5つ付けないわけにはいかんのです(T-T)
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カエサルを撃て

31JYCT4QYQL._SL75_.jpgカエサルを撃て
 著者:佐藤賢一
ユリウス・カエサル率いるローマ軍のガリア侵攻を、ガリア側の首魁ヴェルチンジェトリクス側の視点から描いた反ガリア戦記とでも言うべき作品。
諸部族が群雄割拠するガリアを纏めあげ、ローマ軍に対抗した若者ヴェルチンと、政治家人生も終盤を迎えポンペイウスへの劣等感に苛まされるカエサルの対比が楽しい。

特に中盤、ヴェルチンとカエサルが直接対峙する辺りからの疾走感は圧巻。
政争に明け暮れ、疲れきっていたカエサルが、ヴェルチンとの対峙で軍人としての誇りを取り戻していく過程が丁寧に描かれ、最終決戦まで一気に盛り上げまくります!

ヤクタ・アレア・エスト(賽は投げられた)

BOHEM / DEEP FOREST

41x5vUkPZ2L._SL75_.jpgボエム
 DEEP FOREST
 1995/06/08

世界中の民族音楽や声をサンプリングし、現代的にアレンジしているアーティスト。
このアルバムでは東欧、ロシアの民族音楽を使用。
ディープフォレストは大好きなアーティストですが、このアルバムが一番のお気に入り

とにかく泣かせます
東欧の民族音楽、楽器を使用しているのにどこか郷愁を感じさせる曲はどれも美しい。

特にお気に入りは 3.Marta's Song12.Bohem

Lauviah / PRISMATICA

LauviahLauviah
 PRISMATICA
 1997/03/21
ボサノヴァユニットPRISMATICAのファーストアルバム。
全曲ブラジル音楽のカヴァーです。
カエターノ・ヴェローゾやトニーニョ・オルタらの曲を、アコースティックとクラブ・ミックスの両面からアレンジ。
線の細いヴォーカルも中々に良いです。

お気に入りはスィング・アウト・シスターの曲をカヴァーした3. YOU ON MY MINDと、トニーニョ・オルタの曲をカヴァーした7.AQUI

The Brothers Grimm

41FYR9B7N4L._SL75_.jpgブラザーズ・グリム
 出演:マット・デイモン, ヒース・レジャー, モニカ・ベルッチ, レナ・ヘディ
 監督:テリー・ギリアム
ウィル(マット・デイモン)とジェイク(ヒース・レジャー)のグリム兄弟がマルバデンの森で起こった10人の少女誘拐事件を解決する話。
久しぶりのギリアム監督らしい作品にオジサンはメロメロです(T-T)

舞台となる19世紀のフランス占領下のドイツの田舎町の風景や、フランス軍将軍の職務室、鏡の女王の居城などのセットの緻密さ。
そして何よりも、鏡の女王を演じるモニカ・ベルッチの人間とは思えない美しさ!
#モニカ・ベルッチは「ドーベルマン」、「マレーナ」「パッション」など、私好みの映画を語る上では欠かせない名女優ですが、一層磨きがかかってますねぇ。

「バンデットQ」、「クリムゾン〜老人は荒野を目指す」、「バロン」など初期のギリアム作品が好きな人にオススメ
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The Butterfly Effect

51RWZFT6EJL._SL75_.jpgバタフライ・エフェクトir?t=dogmatismandp-22&l=ur2&o=9
 出演: アシュトン・カッチャー, エイミー・スマート
 監督: エリック・ブレス, J・マッキー・グラバー

小さな蝶の羽ばたきが地球の裏側で台風を起こすこともある

カオス理論の始祖ローレンツの有名な講演「予測可能性:ブラジルで一匹の蝶がはばたくとテキサスで大竜巻が起こるか」からの引用で始まる映画。まさに内容は、そのとおりのモノ。
良く遊びに行ってる皆さんのブログでも評判が良かったため、観たかった映画の一つだが、ようやくTSUTAYAで借りてきて観ました。
タイムパラドックスパラレルワールドを扱った作品。
面白かった(^-^)

主人公は記憶を遡ることで過去を改竄できるのだが、ちょっとした変化を加えてやっただけで現在の自分の立場、友人達の人格・生死にまで影響を与えてしまう。
より最適な解を求めて、何度も過去を改竄する。
途中いくつか張ってある伏線を、きちんと消化している脚本も秀逸。
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黄金旅風

5106H2PWYEL._SL75_.jpg黄金旅風
 著者:飯島和一
寛永年間、内外の脅威から海外貿易都市・長崎を守った二人の快男児。
「金屋町の放蕩息子」史上最強の朱印船貿易家・末次平左衛門と「平戸町の悪童」内町火消組惣頭・平尾才介の活躍を描く物語。
飯島さんの小説は「雷電本紀」以来なのですが、素晴らしかったです。

弟を怪我させた暴れ馬を自分の身の丈を越える斬馬刀でぶった切ったり、火事場から子供を救い出すために顔半分に大やけどをしたりしている平尾才介。
長崎代官として私財を投げ打って火事にあった人たちを助ける末次平左衛門。

権謀術数を嫌い、私利私欲を捨て、ただ4万の長崎の民のために闘った男の生涯!

良いですねぇ、燃えます

The Once and Future / Jazzyfatnastees

415PQ5FPH6L._SL75_.jpgThe Once and Future
 Jazzyfatnastees
 1999/10/26
メルセデスとトレイシーの二人によるヴォーカルユニット。
このファーストアルバムは、先行してシングルカットされていた「The Wound」をはじめとしてグルーヴ感溢れるオーガニックソウルを収録。
しっとりと聴かせます。
お気に入りは1曲目「The Wound」と、10曲目「Let It Go」

内容は良いんですけど、セールス的にはパッとしなかった。
#なんか私のオススメアルバムは売れてないモノが多いなぁ(T-T)

セカンドアルバムThe Tortoise and the Hareも、あまり売れなかったみたいだし

Electric Mile / G.Love & Special Sauce

51QA0gUYF5L._SL75_.jpgThe Electric Mile
 G.Love & Special Sauce
 2001/04/24
モーフィンのメンバーや、オルガン奏者ジョン・メデスキがゲスト参加したデビューから5枚目のアルバム。
また女性コーラスの導入など新機軸にもチャレンジ。
今作も、センス良くレゲエ・ファンク・ブルース・ヒップホップなどの要素をうまく取り込んでいる。

1994年のデビューから7年、かなり洗練された感じの佳作。
安心して聴けるアルバムだが、逆にうまくまとまりすぎていて不満に思う人もいるかも。

季節はずれのヤナ場

浦佐ヤナ場浦佐ヤナ場 昼飯2,000円分の御食事券が手元にあったので浦佐ヤナ場に行ってきた。
右写真は、そこで食べてきたうなぎの蒲焼鮎メシ
今日は養殖物のうなぎを切らしていると言うことで、天然物を頂いた。
肉厚で非常に旨い
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