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THE EXORCISM OF EMILY ROSE

41838VQFT7L._SL75_.jpgエミリー・ローズ
 出演: ローラ・リニー, トム・ウィルキンソン, ジェニファー・カーペンター
 監督: スコット・デリクソン
「恐れおののいて自分の救いを達成しなさい」

少女への悪魔祓いに失敗して死なせてしまったムーア神父、神父を過失致死罪で起訴した検察官と神父の弁護士エリンの法廷での対決を軸に描く実話に基づいた異色の法廷サスペンス。
エミリーは統合失調症であり、精神科医に治療させず食事も与えなかったために死にいたったと訴える検察側と、彼女は精神病ではなく服用していた薬(ガンバトロール)でもたらせれた陶酔が悪魔祓いの妨げになったと主張する弁護側。
やがて法廷では悪魔の存在そのものについて争われることになる
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SAW III トレーラー 解禁

SAW III の予告編映像が公式サイトでも表示されるようになりましたね。
全米公開は10月27日とのことですが、日本公開はいつだろう。
#どうせ、観るのはDVDが出てからだろうけど (^^;;;

関連記事:SAWSAW II
関連サイト:[ SAW III OFFICIAL MOVIE SITE ]

Adaptation.

21T05D1KWXL._SL75_.jpgアダプテーション
 出演: ニコラス・ケイジ, メリル・ストリープ, クリス・クーパー
 監督: スパイク・ジョーンズ

「何かに熱中することは、手に負えるサイズにまで世界を削ることだ」

主人公は「マルコヴィッチの穴」の脚本を脱稿したばかりの脚本家チャーリー・カウフマン(ニコラス・ケイジ)。
次回作に選んだのはノンフィクション作品「蘭に魅せられた男?驚くべき蘭コレクターの世界」の映画化。しかし、どうしても脚本が脱稿できない。
行き詰ったチャーリーはイメージを膨らませるために原作者スーザン(メリル・ストリープ)に会いに行くが
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SAW II

511V8G6SQNL._SL75_.jpgソウ2
 出演:ドニー・ウォールバーグ,ショウニー・スミス,トビン・ベル,フランキー・G
 監督:ダーレン・リン・バウズマン
私とゲームをしないか?

今度は館に閉じ込められる8人の男女を餌に一人の刑事を追い詰めるジグソウの話。

うーん、前作ほどの衝撃は受けなかったなぁ。
shake さんも仰ってるんですが、犠牲者が増え、フィールドが広がったせいで、犠牲者の葛藤や閉塞感・圧迫感が減ってる。
あまり犠牲者たちが思考していない点も残念です。
一つ一つのヒントをもっと大事にしろよって感じ。
ジグソウの目的は、ギリギリの状態に置かれた犠牲者たちに生存本能を思い出させることのはずだったのでは?
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The Butterfly Effect

51RWZFT6EJL._SL75_.jpgバタフライ・エフェクトir?t=dogmatismandp-22&l=ur2&o=9
 出演: アシュトン・カッチャー, エイミー・スマート
 監督: エリック・ブレス, J・マッキー・グラバー

小さな蝶の羽ばたきが地球の裏側で台風を起こすこともある

カオス理論の始祖ローレンツの有名な講演「予測可能性:ブラジルで一匹の蝶がはばたくとテキサスで大竜巻が起こるか」からの引用で始まる映画。まさに内容は、そのとおりのモノ。
良く遊びに行ってる皆さんのブログでも評判が良かったため、観たかった映画の一つだが、ようやくTSUTAYAで借りてきて観ました。
タイムパラドックスパラレルワールドを扱った作品。
面白かった(^-^)

主人公は記憶を遡ることで過去を改竄できるのだが、ちょっとした変化を加えてやっただけで現在の自分の立場、友人達の人格・生死にまで影響を与えてしまう。
より最適な解を求めて、何度も過去を改竄する。
途中いくつか張ってある伏線を、きちんと消化している脚本も秀逸。
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TRAFFIC

41ZKBTKY2GL._SL75_.jpgトラフィック
 出演:ベネチオ・デル・トロ,マイケル・ダグラス,キャサリン=ゼタ・ジョーンズ
 監督:スティーブン・ソダーバーグ
麻薬ルートを巡る群像劇を描いたサスペンス。
麻薬ルートの元であるメキシコの麻薬捜査官(ベネチオ・デル・トロ)、アメリカで麻薬撲滅に乗り出す国家の責任者(マイケル・ダグラス)と麻薬におぼれるその娘、夫を救うため麻薬ルートに手を染める妊娠中の専業主婦(キャサリン=ゼタ・ジョーンズ)を主人公にした3つのドラマが同時並行で描かれる。

同時進行される3つの話はフィルムの色分けがされているため、話が混ざることも無く比較的わかりやすい。
しかしテーマが重い。麻薬犯罪をことさらに深刻に描くことも無く、かといって軽妙に笑い飛ばすこともない絶妙なバランスで描かれている。
音楽も控えめで派手なアクションも抑えられているだけに重いテーマがずっしりと効いてくる。

AFTER ALICE

21FWE1PBCQL._SL75_.jpg霊視
 出演:キーファー・サザーランド、ポリー・ウォーカー、ヘンリー・ツェーニー
 監督:ポール・マーカス

hi-chan さんのオススメダメオヤジ映画「霊視」観ました。中々面白かったです。
詳しいストーリーは hi-chan さんの blog Movies!! の記事に任せるとして、私なりの感想を

邦題の「霊視」よりは原題の「After Alice」の方が、この映画には合ってるなぁ。
主人公ミック(キーファー・サザーランド)の霊視能力も確かに話のキーになりますが、さほど重要で無いような気はします。
霊視能力が無くても真相はわかってたと思うし

酒びたりで、突然得た霊視能力にアタフタしているキーファー・サザーランドは良かったです。
これで最後まで酒びたりの情けない刑事のまま、霊視能力だけでなんとなく事件を解決してくれれば、私の理想のダメオヤジ映画なのになぁ。
最後は、頼もしくなっちゃって、しかも禁酒を匂わせたりしてたのが残念

NARROW MARGIN

51402WWS62L._SL75_.jpgカナディアン・エキスプレス
 出演:ジーン・ハックマン、アン・アーチャー
 監督:ピーター・ハイアムズ

ジーン・ハックマン主演のサスペンス。
姿を消した重要な殺人事件の目撃者を追う検事をジーン・ハックマンが熱演。
初見の時は、何かの映画と2本立て(懐かしい響きだ)のオマケとして見ました。
# メインで見に行ったはずの映画が記憶に残っていない (^^;;;

ラスト、走る列車の屋根の上でのアクションシーンがたまらない。
おじいちゃん頑張れ〜、落ちるなって感じで、別の意味でハラハラドキドキ
敬老精神を思い起こさせてくれる映画。

残念ながら、ストーリーはあまり覚えてないです 😛

Curdled

41YQMCQX52L._SL75_.jpgフェティッシュ
 出演:アンジェラ・ジョーンズ、ウィリアム・ボールドウィン、その他
 監督:レブ・ブラドック

「殺人現場マニア」と「連続殺人鬼」が殺人現場でダンス!
殺人現場好きのガブリエラ(アンジェラ・ジョーンズ)が、殺人現場専門の清掃会社に入り、とある殺人現場で話題の連続殺人鬼ブルー・ブラッド・キラー(ウィリアム・ボールドウィン)に出会ってダンスを踊る話。

主演のアンジェラ・ジョーンズがキュートです。
この映画をプロデュースしたタランティーノは、よほどこの女優が気に入ったと見えてパルプ・フィクションでもタクシー運転手"エズメラルダ"として起用しています。

SAW

31S0B7XG4QL._SL75_.jpgSAW ソウ
 出演:ケアリー・エルウェズ、ダニー・グローヴァー、その他
 監督:ジェームズ・ワン

SAW見ました。すげぇマジで感動した!
私の映画鑑賞スタイルは、ストーリーは2の次で、まずは映像・演出ありきで見るんですが、この映画は違いました。
短期間で作られた作品らしく、映像・演出には取り立てて賞賛すべき点はありませんが、ストーリーがとにかく凄い。
恐ろしく練り混まれています
もう一度じっくり見返すと、1度目で気づかなかった伏線もあるかもしれません。

広めのバスルームで足を鉄鎖につながれて監禁された男2人、真ん中にはテープレコーダーとピストルを持って倒れている死体が一つ。
2人を監禁した犯人からの指示は「もう一人の男を6時までに殺せば助けてやる」と言う事だけ。
バスルーム内には脱出用のヒントがいくつか隠してあり、それを少しずつ見つけながら話が進みます。ラスト10分の話の展開が衝撃的!
今までの伏線・説明不足じゃ無いかと思わせられるような話の展開がすべて繋がります
また、全ての登場人物にも意味があるところも凄いです。

これは必見!
今年度のNo.1ミステリに推薦します。
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