棚から一掴み」カテゴリーアーカイブ

隠し砦の三悪人

51S0Z5Q707L._SL75_.jpg隠し砦の三悪人
 出演:三船敏郎,上原美佐,千秋実,藤原釜足,藤田進,志村喬
 監督:黒澤明

shakeさんの記事を読んで、久しぶりに見直したくなりました。

冒頭の捕虜達の大脱走シーンのド迫力。
三船敏郎の殺陣の見事さ。疾走する馬上から敵雑兵に切りつけるシーンの疾走感、藤田進との槍での対決シーンなど感動モノです。

上原美佐演ずる雪姫も良いです。
あの凛とした後ろ姿キツイ眼差し最高ですね。
そして、忘れてならないのが千秋実と藤原釜足の掛け合い。
絶妙です。

見所満載のこの映画、観たい映画をつなぐタスキを書いた時も「心の中の5つの映画」候補で最後まで「7人の侍」と争ったのですが、やはり良いです。

皆月

51CMGZ902EL._SL75_.jpg皆月
 著者:花村萬月

主人公は妻に1,000万の貯金を持って逃げられたオッサン
彼がヤクザ者の義弟とソープ嬢と共に妻を探して能登半島皆月まで行く話。

冒頭で主人公はゲイと喧嘩して前歯を折られたり、かなり切ない目にあいます。
が、最終的には主人公はヤクザ者の義弟との旅を通して、徐々に男として「再生」していく。
ラストはしんみりと泣けます。

この手のダメオヤジ再生モノは大好物なので星4つです。

B-バージン

21R7MNE441L._SL75_.jpg「Bバージン」
 著者:山田玲司

時代設定は、バブル後半の頃。
モテない生物オタクの主人公「住田秋」が、片思いの相手「桂木ユイ」とつきあうために努力してモテる男になる話、全15巻です。
ただのラブコメに終わらず、著者の哲学的思想とエンターテインメントがうまい具合にバランスがとれていて良い感じです。
最終的には主人公は自分の趣味の世界である生物の研究を行い、そちらに特化することによって人間的魅力を増していきます。
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姑獲鳥の夏

21K5DWHKZBL._SL75_.jpg「姑獲鳥(うぶめ)の夏」
 著者:京極夏彦

先週末から映画が公開されてますね、今回は小説のほうの感想。
関口、京極堂、榎木津、木場修と、この後のシリーズで活躍する主要なキャラクターは一通り出演しています。
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CLASSIFIED / sweetbox

31R4K4S661L._SL75_.jpg「Classified」
 sweetbox
 2001/03/12

ボーカルがジェイドに変わって初のアルバム。初代ボーカルのティナも良かったですが、ジェイドも良いですね。
基本コンセプトは 1st アルバムと同じくクラシックの名曲をベースにしたヒップホップ。
このアルバム、どの曲も良いですが特に 2.For The Lonely, 10.Brown Haired Boy がお気に入り。

実はジェイドボーカルの sweetbox は新潟でも何度かライブを行っていて、当時の彼女(今のヨメさん)と見に行った事があります。
また来ないかなぁ。

食い逃げカップル 地獄の逃走5万キロ

食い逃げカップル 地獄の逃走5万キロ
 出演:大谷允保、川端竜太、田中要次、他
 監督:水戸ひねき

タイトルだけで借りて失敗しました。

食い逃げしながら全国を渡り歩く2人。うーん、着想は悪くないと思うんだけどなぁ。
男女2人組が主役の犯罪モノという事で、多少ナチュラル・ボーン・キラーズのパロディを期待した私が馬鹿だった(T-T)

もうちっと派手なアクションと、ぶっとんだ食い逃げテクニックを出せば、立派なおバカ映画になれたのに
残念。

AFTER ALICE

21FWE1PBCQL._SL75_.jpg霊視
 出演:キーファー・サザーランド、ポリー・ウォーカー、ヘンリー・ツェーニー
 監督:ポール・マーカス

hi-chan さんのオススメダメオヤジ映画「霊視」観ました。中々面白かったです。
詳しいストーリーは hi-chan さんの blog Movies!! の記事に任せるとして、私なりの感想を

邦題の「霊視」よりは原題の「After Alice」の方が、この映画には合ってるなぁ。
主人公ミック(キーファー・サザーランド)の霊視能力も確かに話のキーになりますが、さほど重要で無いような気はします。
霊視能力が無くても真相はわかってたと思うし

酒びたりで、突然得た霊視能力にアタフタしているキーファー・サザーランドは良かったです。
これで最後まで酒びたりの情けない刑事のまま、霊視能力だけでなんとなく事件を解決してくれれば、私の理想のダメオヤジ映画なのになぁ。
最後は、頼もしくなっちゃって、しかも禁酒を匂わせたりしてたのが残念

MAVERICK

51P8RMM7AEL._SL75_.jpgマーベリック
 出演:メル・ギブソン、ジョディ・フォスター、その他
 監督:リチャード・ドナー

50万$の賞金が掛かったポーカー大会をめぐる西部劇風のコメディ。
珍しくコメディに出演したジョディ・フォスターが可愛いです(^-^)

西部開拓時代のギャンブラー同士の騙しあいをメインに話は進むのですが、とにかくジョディ・フォスターが可愛い
# はっ、それしか感想がないのか?

とにかく、ジョディ・フォスターが可愛い映画です。

プラネテス

510HTT9SNTL._SL75_.jpg21X0WW8NCRL._SL75_.jpg51G09XCWA7L._SL75_.jpg51VZ18WMF2L._SL75_.jpgプラネテス (1)(2)(3)(4)
 著者:幸村誠

2070年代の宇宙船乗りの日常を描いた作品。
現代の生活の延長線上としての宇宙船乗りの生活を描いているため、SFっぽくなくて読みやすい。
ストーリーの主軸は、デブリ(宇宙塵)拾いを職業とする星野八郎太(ハチマキ)が、人類初の木星往還船の乗組員になり、木星まで行ってくる話。
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Diff’rent Strokes

B0002JZT5U.01.THUMBZZZ.jpg「アーノルド坊やは人気者」
日本では「冗談顔だけにしろよ」の名セリフでおなじみの「アーノルド坊やは人気者」
懐かしいですねぇ、なにやらアメリカでは DVD が発売されているとか。
日本でも、日本語吹き替え版をぜひ発売して欲しい物です。

公式 HP はこちら
懐かしのオープニングテーマも聴けます。