高橋留美子傑作集 赤い花束
作者:高橋留美子
BIG COMICS SPECIAL 小学館
買いました〜。
いやいやいや、1 年 1 回の連載漫画!
全部で 6 話収録。
要するに、6 年ぶりの高橋留美子先生の短編集ですよ〜。
今回は何というかオヤジがテーマ!
まあ、前回の「専務の犬」もオヤジの話は多かった気がするけど、今回同時発売の「高橋留美子劇場副読本-Oの悲劇、Oの喜劇」もオヤジに対するものを謳っている気がするので、オヤジを主題とします。まあ、副読本の方は買ってないので内容わかんないけどね。
短編集なのでそれぞれの概要をお話しすると〜。
- さえないオヤジの元に、学生時代に好きだった女の子から同窓会の案内が来た。夢見るオヤジは…
「日帰りの夢」
いやぁ〜。最初の再会(?)の瞬間が泣けます(涙)。
- 単身赴任から 7 年ぶりに帰ってきたオヤジは、息子がまったく話しの通じない別人に変わっている現実を突きつけられる。時同じくして、家の壁には謎の下品な落書きが描かれ始める…。その時オヤジは…
「おやじグラフィティ」
ラストシーンが切ないです。泣けます(涙)。
- 旦那のローン返済協力の為、その時妻は立ち上がった! 目指すは、お義母さんとの温泉旅行!
「義理のバカンス」
戦友…この言葉に勝る友情はありません(涙)。
- 妻が突然の入院! 家に残されたオヤジと息子と、そして介護が必要なオヤジのオヤジ! オヤジは、妻が帰ってくるまでの家事・介護を一手に引き受けるが…
「ヘルプ」
妻の前で精一杯の強がりを見せるオヤジに泣けます(涙)。
- 酒をしこたま飲んで、腹踊りをしている最中にオヤジを襲った悲劇…
「赤い花束」
さすが表題作です。文句なしに泣けます(涙)。
「パーマネント・ラブ」
「やっぱ男は見た目じゃないですよー。中身が肝心ですよねー」ヒロインの言葉が心をうちます。泣けます(涙)。
とまあ、こんな感じになかなか良かったです。
やっぱり、既に高橋先生はギャグよりもこういったシリアスの方が似合うのでしょうかねぇ〜。
基本万人にオススメ!
そして、オヤジは特にオススメ!!!
p.s.
あ、感想は話半分に読んでね。
− おまけ −
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