投稿者「Ash」のアーカイブ

高橋留美子傑作集 赤い花束

31PPFYSNB7L._SL75_.jpg高橋留美子傑作集 赤い花束
作者:高橋留美子
BIG COMICS SPECIAL 小学館
買いました〜。

いやいやいや、1 年 1 回の連載漫画!
全部で 6 話収録。
要するに、6 年ぶりの高橋留美子先生の短編集ですよ〜。

今回は何というかオヤジがテーマ!
まあ、前回の「専務の犬」オヤジの話は多かった気がするけど、今回同時発売の「高橋留美子劇場副読本-Oの悲劇、Oの喜劇」オヤジに対するものを謳っている気がするので、オヤジを主題とします。まあ、副読本の方は買ってないので内容わかんないけどね。

短編集なのでそれぞれの概要をお話しすると〜。

  • さえないオヤジの元に、学生時代に好きだった女の子から同窓会の案内が来た。夢見るオヤジ

「日帰りの夢」

いやぁ〜。最初の再会(?)の瞬間が泣けます(涙)

  • 単身赴任から 7 年ぶりに帰ってきたオヤジは、息子がまったく話しの通じない別人に変わっている現実を突きつけられる。時同じくして、家の壁には謎の下品な落書きが描かれ始める。その時オヤジ

「おやじグラフィティ」

ラストシーンが切ないです。泣けます(涙)

  • 旦那のローン返済協力の為、その時妻は立ち上がった! 目指すは、お義母さんとの温泉旅行!

「義理のバカンス」

戦友この言葉に勝る友情はありません(涙)。

  • 妻が突然の入院! 家に残されたオヤジと息子と、そして介護が必要なオヤジのオヤジ! オヤジは、妻が帰ってくるまでの家事・介護を一手に引き受けるが

「ヘルプ」

妻の前で精一杯の強がりを見せるオヤジ泣けます(涙)

  • 酒をしこたま飲んで、腹踊りをしている最中にオヤジを襲った悲劇

「赤い花束」

さすが表題作です。文句なしに泣けます(涙)

  • 単身赴任中のオヤジが、美容院の女性に恋をした

「パーマネント・ラブ」

「やっぱ男は見た目じゃないですよー。中身が肝心ですよねー」ヒロインの言葉が心をうちます。泣けます(涙)

とまあ、こんな感じになかなか良かったです。
やっぱり、既に高橋先生はギャグよりもこういったシリアスの方が似合うのでしょうかねぇ〜。

基本万人にオススメ!
そして、オヤジは特にオススメ!!!

p.s.
あ、感想は話半分に読んでね。

− おまけ −

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Book Baton

ぬぉぉ! 共同執筆者にこれを振るか!
まあ、一番楽な選択肢でもあるかのぉ〜(汗)。

でもま、振られた以上は頑張りましょう!
でも、今までの私のエントリからわかるように基本はろくな作品読んでいるわけじゃないんですよ(爆)。特に小説って意味だとかっこつかないライトノベルばっかり! 更に、その中で面白いのって………
とても難しいので、邪道ですけど漫画で書かせて頂きます〜。まあ、Book だから良いよね! 良い事にしてちょーだい(爆)。

では、いってみましょ〜。

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餓狼伝 16巻

61J76599C5L._SL75_.jpg餓狼伝 (16)
原作:夢枕 獏
漫画:板垣恵介
買いました〜。

「荒野に獣 慟哭す」に続く、夢枕 獏先生原作のコミックです〜。まあ、私はやっぱり原作の方は未読なんですけどね。
コミックの方は、元自衛隊にして筋肉・格闘漫画家板垣恵介先生です。少年チャンピオン連載の「バキ」のシリーズが、色々な意味で有名な漫画家ですね。いや、暑苦しい路線一直線だった少年チャンピオンの時代から、未だ暑苦しさを衰えさせずに描き続けている数少ない漫画家と言った方が良いのかな。何せ、今の少年チャンピオンは萌えもしくはブラック・ジャックにしか走っていない気がしますので。

ストーリーは、

強くなる為、男達がひたすら戦い続ける

というわかりやすいものです。
それ故か、セリフも少なくと〜っても読みやすい点がオススメです。ただ、好き嫌いの激しく別れる絵・ストーリー・演出ですので、先に立ち読みで試される事を強く薦めます。

しかし、単純ながらもそこにはロマンがあります。自分の戦い方に誇りを持った男達のドラマがあります。今回の巻では、あくまでも勝負をエンターテイメントとして表現する、プロレスラー長田 弘の熱い描写が生きてます!

前の連載誌が廃刊になって色々あって連載誌が変わって、最初のコミックです。けど中身は何にも変わっておりませんので、前からの読者の方も安心して読めそうです(笑)。

− おまけ −

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荒野に獣慟哭す 2巻

51S0677W5NL._SL75_.jpg荒野に獣慟哭す (2)
原作:夢枕 獏
漫画:伊藤 勢
講談社
買いました〜。

いやいや、相変わらずのなかなかの面白さ(笑)。
原作は共同執筆者が大好きな夢枕 獏先生の昔の作品。私は未読なのですがかなり重めでドロドロした話らしく、漫画版はそれを伊藤 勢先生が上手にライトに描きあげています。

ストーリーは、生物兵器“独覚兵”としての改造を受けた主人公御門周平が、失った自分の記憶を探しながら残る11匹の独覚兵とバトルを繰りひろげていく物語です。

原作ではかなり夢枕先生らしいバイオレンス描写が豊富らしいのですが、コミック版ではかなり緩和されています。元より画力のある漫画家、スピード感、迫力、そして所々に入り込む細かいギャグ! どれを取っても良い感じです〜。

ただ、ストーリー全体の複雑さと、それに絡む登場キャラの多さはどうしてもあるので、難しい話が苦手な方にはあまりオススメできないかもしれません。
とりあえず、読んでみるのが吉だとは思いますけど(笑)。

− おまけ −
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GUNSMITH CATS BURST 1巻

51P6FPNC7EL._SL75_.jpgGUNSMITH CATS BURST (1)
作者:園田健一
アフタヌーンKC 講談社
買いました〜。

なんというか今さら感の強い「GUNSMITH CATS」の続編です。
女の人のが描きたくてやっていた「砲神エグザクソン」とやらはどうなってしまったのでしょうね? 飽きたのでしょうかね? 飽きたのでしょうね。

ストーリーは、ガンスミス(銃の修理工)にして賞金稼ぎ。巨乳にして撃鉄撃ち抜きの名射撃主。おまけにアレでアレでアレ作者の趣味丸出しの主人公ラリー・ビンセントが、共同経営者にして幼児体型。当然の貧乳にして爆弾愛好家で高級○婦の過去まで持っていてアレでアレなミニー・メイ(メイ・ホプキンス)という作者の趣味丸出しの相棒やその他の仲間と共に、賞金稼ぎの仕事や日常を作者の趣味丸出しの車と共に描いた作者の趣味丸出しの作品です。

まーアレですね
美少女・銃・車の3つのキーワード全てに反応する方であればオススメです。
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蟲師 6巻

51KJE5J4A8L._SL75_.jpg蟲師 (6)
作者:漆原友紀
アフタヌーンKC 講談社
買いました〜。

いやぁ〜。

やっぱり良いですね、この作品!

面白いですよ〜。Good ですよ〜。

ストーリーは、“蟲”と呼ばれる普通の人には目に見えない世界を構成する要素の一部である生き物が起こす現象を。“蟲”の知識を持ち、ある程度制御する事のできる“蟲師”と呼ばれる職業の主人公“ギンコ”と、“蟲”関わった者達によって毎回違う形で描かれます。

今回は
強い“蟲”に近づきすぎて姿が見えなくなってしまった少女と、彼女を愛する男の物語『天辺の糸』
ある海での事故から人を信じられなくなった男と、二度と事故を繰り返さぬよう努力を続ける男を、海での災害が近づくとそれを知らせるという“蟲”の存在に絡めて描いた物語『囀る貝』
生き物を殺める力を手に入れてしまい、徐々に人格の変わっていく兄と、それを救おうとする弟の物語『夜を撫でる手』
“蟲”の力で寒さを感じなくなってしまい、徐々に死へと近づいていく少年と、それを助けようとする少女の物語『雪の下』
“蟲師”たちの集まりに、ひょんな事から紛れ込んでしまった男の見る世界『野末の宴』
上記5本になります。

この作品、何が良いって

とにかく読んでください(笑)

あ、でも一応作品形態としては伝奇。ファンタジー的なものに抵抗のある人はちょっとオススメし辛いかな(苦笑)。でも、そういうのが全然OKな方は、とりあえず立ち読みに Go〜! 絶対損はさせません(笑)。

− おまけ −

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MAR 10巻

41ZRARNHC6L._SL75_.jpgMAR 10 (10)
作者:安西信行
小学館
ちょっと前に買いました〜。

いやぁ〜

王道ですね。

なにって? 少年漫画の(笑)。
何でもいつの間にか TV アニメ化もされてたんですねぇ〜、テレビ東京系なのでこっちではやらないと思いますけど。

ストーリーは、日常から夢見がち(もしくは現実逃避がち)な中学生虎水ギンタが、何の因果か異世界“メルヘブン”へと召還され、そこでその世界を征服しようと企むチェスを倒す為に奮闘する話
まあ、伏線とか過去設定とかキャラ設定とか全く無視したあらすじだけど、こんなもんでしょ(爆)。
大体ここ暫くはバトルしかやってないし

でも

王道です。

出てくる単語といえば、友情根性努力正義、etcetc
実に分かり易く頼もしいです。
もちろんエロはありません。ほんの少し露出の多めなキャラは出たりしますが、師匠である藤田和日朗先生の作品と比べても、全然、全く、ばっちり露出は少ないです。

少年漫画・王道・ファンタジー・バトル
この辺の単語に対してびびっと来る人には、オススメです〜。

− おまけ −

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Monacoの空へ 22巻

317EQYDFK3L._SL75_.jpgMonacoの空へ (22)
作者:野部利雄
集英社
買いました〜。

いやぁ〜。やっぱ、この人の作品はボクシング漫画ですよね。描き方がピッタリというか、迫力の違いがあります。「のぞみウィッチィズ」は読んでないんですけどね(爆)。でもまあそれでも、「妖精大戦NOA」よりも100倍面白いのではないかという事だけはわかります。ハイ。

ストーリー自体は、ボクシング漫画としてはとても良くあるパターンなので割愛するとして(爆)。全体的には、まるで少年漫画のような鼻につく部分や、意味不明の演出。そして乳・尻・ミニスカ・パンチラといった、不必要さを感じるシーンも多少ありますが。そんなものは無視して、ボクシングの試合のシーンの迫力だけ味わう漫画ではないかと、個人的には思っています。

昔の作品「のぞみウィッチィズ」が好きだった人なら、完全にオススメです(のぞみの時の主人公も少しだけ登場しますし)。あとはボクシング漫画が好きな人なら、一度手に取ってみる価値はあるかもしれません。

でも
この巻でこの話終わりですけどね(爆)。

− おまけ −

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(株) 4巻

41JTG4XGQEL._SL75_.jpg(株) (4)
作者:渡辺電気(株)
集英社
買いました〜。

萌えよんも読むけれど、その他の荒唐無稽四コマも好んで読む Ash です。要するに漫画に関しては節操という文字を知りません
しかしこの本! この巻で最終回です(苦笑)。
結構好きだったんですけどね〜変態ぶりが(爆)。
でも、全然印象には残ってないんですよね〜困ったものです(汗)。

内容は、とある会社を舞台に繰りひろげられる毎日。
社員の構成は

マゾで変態の社長。
一番まともげだけど、どこか変な課長。
風俗しか頭にない社員。
露出狂の社員。
風俗でバイトする社員。
元相撲取りの社員。
イタズラ好きで何考えているかわからないOL。
暴力OL。
殺し屋のバイトをしているOL。
エクトプラズムを吐きだすOL。
ねこ

と様々で、当然のようにあり得ない日常しか存在しません(汗)。

えーと要するに

ノリだけです(キッパリ)。

あと、汚い表現も多々ありますので、そういったものが苦手な方にもオススメできません(汗)。

− おまけ −

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