小説」カテゴリーアーカイブ

新・垂里冴子のお見合いと推理

新・垂里冴子のお見合いと推理新・垂里冴子のお見合いと推理
 著者:山口雅也

「ー ヒントですか・・・・・・じゃあ、«神は寝ている猿なり»とでも」

お見合いをすると必ず事件に巻き込まれる悲運の和装美人、垂里冴子姉さんの新作短編集。
ついに人間以外の相手とお見合いをしてしまった第一部「見合い相手は水も滴る○×△?」
日本殺人事件の主人公、東京茶夢との奇跡のコラボを果たした第二部「神は寝ている猿なり」を収録。
お見合い時に発生した事件を、流されるままに解決していった感のあった冴子姉さんが、積極的に事件に関与して解決していくさまが楽しい。
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サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

サクラダリセット  CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY
著者:河野裕
イラスト:椎名優
角川スニーカー文庫/角川書店

買いました〜。

「リセット」たった一言。それだけで、世界は、三日分死ぬ──。

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電波女と青春男 2 巻

電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)電波女と青春男(2)
著者:入間人間
イラスト:†ブリキ
メディアワークス/電撃文庫
関連記事:電波女と青春男

買いました〜。

血とか運命で、何処かで繋がっている。
ドミノ倒しみたいに、連なって。
それに抗うことはとても無理なんだろうけど、
でも、ドミノの倒れる方向くらいは、
変えられるんじゃないかなって思う。

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ガリレオの苦悩

ガリレオの苦悩ガリレオの苦悩
 著者:東野圭吾

「そうか、でもこれだけはいっておこう。みんなおまえのことを、科学者としては素晴らしいといっている」

湯川准教授が、草薙刑事、内海刑事とともに難トリックに挑む探偵ガリレオシリーズの短篇集。
容疑者X」は別として、やはりガリレオシリーズは短篇の方が面白いなぁ。
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聖女の救済

聖女の救済聖女の救済
 著者:東野圭吾

「特別な感情を持ったって、別に構わないんじゃないか。僕は君のことを、感情によって刑事としての信念を曲げてしまうような弱い人間ではないと信じている。それともうひとつ」
彼は人差し指を立てて続けた。
「君の言っていることはおそらく正しい。彼女は愚かな人間ではない」

自宅で毒殺された男性。第一発見者は彼の愛人。
一番動機があると思われる離婚を切り出された妻には、鉄壁のアリバイがあるのだが
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電波女と青春男

電波女と青春男 (電撃文庫)電波女と青春男
著者:入間人間
イラスト:†ブリキ
メディアワークス/電撃文庫
関連記事:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 1 巻

買いました〜。

「今から一緒に空を飛んでやる。出来なかったらお前、地球人になれ」

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ステーションの奥の奥

ステーションの奥の奥 (ミステリーランド)ステーションの奥の奥 (ミステリーランド)
 著者:山口雅也

「うん。ぼくはこれから、ここへ吸血鬼を呼び出してみようと思うんだよ。」

小学6年生の陽太は東京駅が全面改築されることを知り、東京駅を探検して夏休みの自由研究にしようとする。
東京駅を探検するため、夜之介おじさんとともに東京駅の「東京ステーション・ホテル」に向かう。
そこで、彼らが遭遇した奇妙な事件。
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バスティーユの陥落

バスティーユの陥落 (小説フランス革命) (小説フランス革命 2)バスティーユの陥落 (小説フランス革命 2)
 著者:佐藤賢一

「感じさせてやれ、色男。みているだけで女が身悶えてしまうくらいの、お前のことが欲しくて欲しくて堪らなくなるくらいの、それは激しい演説を打ってこい」

停滞しているヴェルサイユの国民三部会を後にし、ミラボーとロベスピエールはパリへ。
パリでは、凶作、食糧不足、物価高騰に加え平民大臣ネッケルの罷免で民衆の怒りは暴発寸前。
そんなおり、ミラボーはパレ・ロワイヤルで管撒いていたデムーランを焚き付け、暴動を勃発させる。
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